きょう8日(月)は、東北南部～沖縄で日差しがありそうだ。ただ、午後は雷雲が発達して、急な雷雨となる可能性がある。短い時間の外出でも雨への備えをしておくと安心だ。
　気温は、東京で午前中から30℃以上の予想。今週は連日、猛烈な暑さとなる地域もありそうだ。猛暑による疲れを溜めないために、水分補給などの基本的な熱中症対策に加え、意識的な休憩や睡眠を確保できると良さそうだ。

きょうの気温　真夏の暑さに　関東・東北はきのうから大幅アップ

　先週後半、関東や東北では9月並みの気温になった所が多かった。しかし、きょうは大幅に気温が高くなる。盛岡ではきのうより6℃高くなって31℃の予想。東京も、午前中から30℃を上回り、最高気温は34℃の予想だ。本格的に真夏の暑さが戻ってくる。こまめな水分・塩分補給など基本的な熱中症対策が重要だ。

今週の気温　毎日が猛暑日の所も　意識的な休憩と睡眠を

　今週は、東北南部～九州で、連日35℃以上の猛暑日となる所がありそうだ。東京もあすから来週にかけて毎日、35℃以上の予想となっている。
　熱中症のリスクは疲労の蓄積でも高くなると言われている。猛烈な暑さが続き、いつもより疲れがたまりやすくなってしまうので、意識的に休憩や睡眠時間を長めに取るなど、健康管理に注意したい。

きょうの天気　北海道・青森・秋田　前線の影響で大雨

　北海道、青森、秋田では、前線が停滞するため、夕方にかけて雨の範囲が広がる見込み。お帰りの頃には雨が降っている可能性があるので、お出かけの際は雨具があると安心だ。

　また、この北日本の雨は、週の後半にかけて続く予想。降り始めからの雨量が多くなると、土砂災害や河川の氾濫などの災害が起きやすくなる。気象庁は、地元気象台や自治体からの最新の防災情報への留意を呼びかけている。

きょうの天気　局地的に急な雷雨　外出と雨への備えはセットにして

　きょうも、東日本・西日本を中心に雷雲が発達しやすい状態が続いていて、晴れていても急に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがある。
　天気の急変に備え、短い時間の外出でも洗濯物を軒下に移動させるなど、雨への備えをしておくと安心だ。あわせて、激しい雨の影響で道路が冠水するおそれもある。車での移動の際は留意してほしい。

＜8日の予想最高気温（前日差）＞
札幌　　26℃（±0℃）平年並み
仙台　　31℃（+3℃）真夏以上
新潟　　35℃（+2℃）真夏以上
東京　　34℃（+1℃）真夏以上
名古屋　33℃（-1℃）平年並み
大阪　　35℃（±0℃）平年並み
福岡　　35℃（-1℃）真夏以上
那覇　　33℃（±0℃）平年並み

（気象予報士・森戸美唯）