経常黒字8年ぶり低水準 22年上半期63%減

横浜港のふ頭に積み置かれたコンテナ

 財務省が8日発表した2022年上半期の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は前年同期比63.1%減の3兆5057億円だった。半期ベースでは14年上半期以来、8年ぶりの低水準。減少額は6兆21億円で、比較可能な1986年以降、半期ベースで08年下半期に次ぐ2番目の大きさだった。ウクライナ危機に伴う原油価格の高騰と円安進行で輸入額が膨らんだことが響いた。

 6月単月の経常収支は1324億円の赤字だった。赤字は5カ月ぶり。貿易赤字に歯止めがかからず、日本の稼ぐ力を表す経常収支の低調な状況が当面続く見通しだ。

財務省

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