12日(金)の満月前後は大潮 満潮の時間帯を中心に潮位高く 浸水や冠水に注意

12日(金)満潮時刻

 12日(金)の満月の前後は、大潮の時期にあたり、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる。東北から関東北部の太平洋沿岸、北陸、西日本および沖縄・奄美の沿岸の一部では、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがある。

9日(火)と16日(火)の満潮時刻

 夏から秋にかけては海水温が高い等の影響で、平常時の潮位が年間でも高い時期となる。さらに、12日(金)の満月の前後は、大潮の時期にあたるため、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる。また、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の影響により、東北から関東北部の太平洋沿岸では、現在も地震の前より地盤が低くなっている地域がある。

 このため、東北から関東北部の太平洋沿岸、北陸、近畿、中国、四国、九州北部、九州南部、沖縄・奄美の沿岸の一部では、9日(火)から16日(火)にかけて、満潮の時間帯を中心に、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあるので注意が必要だ。

 なお、この期間中に台風や低気圧の通過等があった場合や、短時間に海面が昇降を繰り返す副振動の発生等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性がある。今後発表される高潮警報・注意報や、潮位情報に十分に留意して欲しい。

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