中国の対台湾軍事演習で懸念共有 林外相と国連総長が会談

会談を前に、握手を交わす国連のグテレス事務総長(左)と林外相=8日午前、外務省

 林芳正外相は8日、国連のグテレス事務総長と外務省で会談した。弾道ミサイル発射を含む中国の対台湾軍事演習を取り上げて「緊迫する地域情勢への深刻な懸念」を共有。緊張緩和の重要性を確認した。日本外務省が発表した。

 会談で林氏は、ペロシ米下院議長の訪台に強く反発した中国の軍事動向に言及。「北朝鮮に続いて日本近海に弾道ミサイルを撃ち込んでいる」と説明した上で「法の支配に基づく国際秩序の維持が問われている」と訴えた。

 中国の弾道ミサイル発射については「日本の安全保障に関わる重大な問題だ」と位置付け、強く非難した。

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