ファン層の幅を広げそうな新ライダー俳優・簡秀吉

9月4日にスタートするテレビ朝日系「仮面ライダーギーツ」の制作発表が7日に配信され、主演を俳優の簡秀吉が務めることが発表された。

令和ライダーの第4作となる同作。出自も目的も不明な謎の敵・ジャマトの脅威から街の平和を守るべく、複数の仮面ライダーが劇中のゲーム「デザイアグランプリ」に参加し、「理想の世界をかなえる権利」をゲットすべく勝ち残りを目指す物語。

簡は主人公・浮世英寿(うきよ・えーす)/仮面ライダーギーツ役。「英寿はとにかく強くて戦い方もトリッキーで、余裕があって天才肌。その根本にはやさしさがあるのですが、まだ謎が多いキャラクター」と役柄を説明。出演が決まった際を、「お母さんに電話して報告したら、すぐさま『調子に乗るな』って言われました」と振り返った。

「京都府出身で183センチの長身。趣味は野球、ラグビー。特技は空手だというが、このところのライダー俳優はイケメンに加え、これまで以上の抜群の運動神経、さらに、格闘技経験もあれば選ばれやすくなった」(テレ朝関係者)

今年4月期のフジテレビ系ドラマ「ナンバMG5」に出演していたが、それ以前、ABEMAで放送されている恋愛リアリティー番組「今日、好きになりました。」に3期に渡って出演。

ツイッター、インスタグラムのフォロワーは主演が発表された時点ではまだ1万人に達していないが、番組がスタートしたら、たちまちフォロワーが増加しそうだ。

「『今日、好き』の出演者は美男美女の高校生ぞろいで、視聴者女子中高生が中心。簡のファン層もそのあたりが多いはずで、おそらく、今までライダーシリーズを見たことがなかったファンも視聴することになるのでは。テレ朝が起用したのには、新たなファン層の開拓もあったはず」(芸能記者)

特に「平成ライダーシリーズ」はこれまで多くの人気俳優を輩出しただけに、簡の成長が大いに期待される。

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