松下洸平、山﨑賢人の過去を知る人物で「アトムの童」に出演。岸井ゆきのは玩具メーカーの社長役

松下洸平と岸井ゆきのが、TBS系で10月スタートする連続ドラマ「アトムの童(こ)」(日曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

山﨑賢人が主演を務める本作は、「相棒」(テレビ朝日系)、「この恋あたためますか」(同系)を手掛けた神森万里江氏による完全オリジナルストーリー。ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者・安積那由他(山﨑)が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していくさまを描く。

松下が演じるのは、那由他の過去を知る重要人物・菅生隼人。そのキャラクターの詳細は放送で明らかになる。松下は「『日曜劇場』に初めて参加させていただけることに、今はとにかくワクワクしています。ゲームやおもちゃなど、“ものづくり”に人生を懸ける人物が登場する『アトムの』。登場人物たちに負けないくらい全力で熱くなれる作品を、キャスト・スタッフの皆さまと共に作っていきたいと思っています。日曜の夜9時、次の1週間を楽しく過ごせるようなパワーを感じていただけるとうれしいです」と意気込みを語っている。

そして、岸井が扮(ふん)するのは、カプセルトイを企画・製造する老舗玩具メーカー「アトム」の一人娘である富永海。いつまでも夢を追い続ける父親に反発して家業を嫌っている海だったが、海外との価格競争などの影響で廃業の危機を迎えていた「アトム」の経営再建のため、会社を継ぐ決心をし、一発逆転のためにゲーム制作の参入という賭けに出る。資金もノウハウも持たない「アトム」は、“ゲーム業界のバンクシー”と称されていた那由他とコンタクトを取ろうとする。

岸井は「ゲームが作られる過程や作者の思い、そこに関わる人々の思いをのぞき見ることができるドラマになっています。崖っぷちに立たされた『アトム』を救うべく、私が演じる海はゲームの世界に飛び込み、情熱を武器に大企業と戦います」と物語と役柄を説明。そして、「すてきな作品になるように、キャスト・スタッフの皆さまと一緒に精いっぱい頑張りますので、楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。

ドラマを手掛ける中井芳彦プロデューサーは「松下洸平さん演じる隼人は、山﨑賢人さん演じる那由他の過去を知る男です。詳しくは初回放送まで明らかにできませんが、2人の緊張感と回を追うごとの関係性の変化を楽しんでいただけたらうれしいです。岸井ゆきのさんは潰れかけた玩具メーカーを継ぐ決意をし、一生懸命にひたむきに明るく生きようとする真っすぐな社長・海を演じていただきます。明るく社員たちを鼓舞し、時に悩み、一生懸命に生きようとする社長はとても魅力的だと思います」とそれぞれの役柄を紹介している。

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