原発攻撃「大惨事起こる」 ウクライナ国営企業トップ

ウクライナ南部ザポロジエ州のザポロジエ原発=4日(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムのコティン総裁は、ロシアが占拠する南部のザポロジエ原発に対する連日の攻撃について、使用済み核燃料の貯蔵庫が複数破壊されれば「計り知れない大惨事が起きる」と述べた。ロイター通信が地元メディアを引用して8日報じた。

 総裁は国際社会に「ロシア軍を撤退させ平和維持部隊を派遣すべきだ」と要求。周辺に非武装地帯を設けるよう訴えた。

 一方、ロシア国防省報道官は、原発攻撃がウクライナ側の砲撃によるものだとして、「新たな核テロだ」と非難。双方が互いの非難に終始しており、安全確保の具体的方策は取られていない。

© 一般社団法人共同通信社