紫式部に想いを馳せて。「叶匠壽庵 石山寺店」の夏季限定"若紫のかき氷" / 大津市

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今回は、大津市石山寺にある「叶匠壽庵 石山寺店」に行ってきました!

「叶匠壽庵」さんといえば、滋賀に本社を構える和菓子屋さん。各都道府県の百貨店などに出店したり、県内には3店舗の茶寮も展開しています。2021年には西川貴教さんとのコラボ商品を出されたことでも話題になりましたよね。見たことがある方も多いはず!

今回はそんな「叶匠壽庵 石山寺店」で食べられる”かき氷”をご紹介しますっ!

[叶匠寿庵 寿長生の郷では、8/14まで”とうもろこしまつり”が開催中]

叶匠壽庵 石山寺店がある場所

お店があるのは、大津市石山寺。石山寺の山門前の商店が並ぶ一番端になります。

周辺には

など美味しいグルメがたくさんあります。

店内とメニュー

大小のテーブルが5つほどのこじんまりとした店内。

かき氷は、石餅かき氷(抹茶・みぞれ各600円)と若紫(600円)の3種類。夏季限定となっています。

[冬はこんな石餅ぜんざいが食べられます]

実際に食べてみました

今回は

・石山寺名物の石餅かき氷(抹茶)600円
・かき氷若紫(紫の上)600円

をいただきました。良心的なお値段もいいですね!

まずは石山寺名物の「石餅かき氷(抹茶)」から。

こちらのお店が出来たときからの名物の石餅かき氷。白と蓬のねじり餅に、石山寺の象徴である岩に見立てた小豆餡を乗せたものが石餅で、かき氷にはそれらが、どーんと乗っています。

氷はふわふわで、抹茶の味が濃厚で美味しい。餅は蓬の風味がふわっと香り、小豆がまた絶品!甘さがちょうど良く、たっぷり乗っていてもペロリと食べてしまいます。

お次は「若紫(紫の上)」を。綺麗なブルーのかき氷が登場。

「こちらのレモンシロップをおかけになってお召し上がりください」

との言葉にピーン!

『この青いのはバタフライピーですか?』と聞くと”その通りです!!”と。

~豆知識~
バタフライピーはハーブの一種。青い色をしているが、アルカリ性のため、レモンなどの酸性のものを加えると、紫に変化する。

知ってはいましたが、こうして目の前で変化を見たのは初めて!ワクワクしながら、少しずつシロップをかけていきます。するとだんだんと紫色に。

かけた部分だけ、綺麗な紫色に変わったのが分かりますでしょうか?時間が経過するとともにすっかりと紫色に変わっています。中にはマンゴーのシロップが忍ばせてあり、少し見えていますね。

ここで添えられた紙を一読。

なるほど、源氏物語の若紫(青のかき氷)が光源氏(レモンシロップ)によって大人の女性、紫の上(紫のかき氷)になっていく…。源氏物語のストーリーを上手に色で表現していて、『何て良くできているんだ!』と感心しきりでした!

バタフライピーはほとんど味がしないのですが、レモンシロップの爽やかさと中に入っているマンゴーの甘酸っぱさで、とてもスッキリと食べやすいかき氷でした。

みなさんご存じだと思いますが、石山寺は紫式部ゆかりのお寺です。紫式部がこの石山寺で、あの有名な源氏物語を書いたと言われているからです。

こちらのかき氷はそれにあやかっているわけですね。とてもナイスなメニュー考案!

そして紫式部といえば2024年の大河ドラマの主人公に決定されていますよね!これまた楽しみです!

石山寺もブームが巻き起こるかも!?こちらのかき氷にも注目が集まるかもしれないですね!

風情のある石山寺の山門前で、歴史に思いを馳せながら、美味しいかき氷をいただきました♡

[滋賀のかき氷まとめ]

お店の情報

[店名] 叶匠壽庵 石山寺店
[住所]滋賀県大津市石山寺1丁目576−3
[営業時間]10:00〜16:30
[定休日]水曜日
[駐車場]あり
[お店のHP]叶匠壽庵 石山寺店

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