横浜高校、9日初戦 最終調整 相手エース想定し快音響く

初戦を前に快音を響かせる横浜ナイン=兵庫県伊丹市(立石 祐志写す)

 神奈川代表の横浜は9日の第1試合で三重との初戦を迎える。試合前日の8日は兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンター野球場で、シートノックや打撃練習など約2時間の最終調整を行った。

 練習は試合開始時刻と同じ午前8時にスタート。事前に映像で分析した三重のエース上山、谷を想定しながら右投げの打撃投手2人を相手に、フリー打撃で快音を響かせた。投手陣も杉山、鈴木、田高の3投手がシート打撃に登板した。 

 大阪入りして1週間。主力を中心に状態は良さそうだ。「初戦は難しい。みんな硬くなると思うが、やってきたことを信じて臨みたい」と主将玉城。村田浩明監督(36)も「上山君はストレートが良いが、対策はしっかりやってきた。早くうちらしい展開に持っていければ」と、2年連続の初戦突破へイメージを膨らませた。  

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