北は災害級の大雨、東と西は猛暑

きょうは北日本には前線が停滞し、梅雨末期に流れ込むような非常に暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。
北海道は記録的な大雨となった所があり、前線が南下するため、大雨のエリアは東北北部に移ります。青森や秋田では線状に雨雲がとどまる危険があり、土砂災害や河川の氾濫、低地の浸水などに厳重な警戒が必要です。
東日本と西日本は晴れて、熱風のような強い南よりの風が吹き、気温が上がります。予想最高気温は内陸を中心に35℃以上で、人の平熱を超えるような暑さの所もあるでしょう。
この先も同じような天気が続き、東北など日本海側の大雨はお盆休み明けも続くおそれがあります。

気象予報士・益山 美保

画像について:8日午後9時の天気図と衛星画像。

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