コロナ禍の結婚、15万件減 将来出生24万人マイナスも

新型コロナ流行がなかったと仮定した場合と、実際の結婚件数の比較

 新型コロナウイルスが流行した2020~22年は結婚件数が大幅に減り、流行がなかった場合と比べた減少数は3年で15万件を超えるとの試算を、東京財団政策研究所の千葉安佐子・博士研究員と東京大の仲田泰祐准教授が9日までにまとめた。

 行動制限などにより出会いの機会が減ったのが一因とみられ、このまま減少分の埋め合わせがないと、将来的に約24万3千人の出生が減る可能性があるとしている。

 結婚や出生の数はもともと減少傾向だったが、コロナ流行の長期化でさらに深刻化する恐れがあることになる。

 千葉さんは「政策決定者は危機が確実に進みつつあることを認識してほしい」と話す。

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