基本のシンプルスコーン

いろいろなスコーンのレシピがありますが、シンプルな基本のスコーンレシピです。 フードプロセッサーと手作業両方の手順をご紹介。 基本のスコーンを覚えておくと、そこからザクザクスコーン、しっとりスコーンなど好みのものにアレンジできるので便利です!

by よーちんママさん

このレシピの材料


数量:10個(直径約5cm)

薄力粉… 200g

砂糖… 30g

ベーキングパウダー… 8g

無塩バター… 50g

牛乳… 100g

塩… ひとつまみ

下準備


・バターは1cm角にカットし、冷蔵庫で直前まで冷やしておく。 (夏は薄力粉、砂糖、ベーキングパウダーも冷蔵庫で30分ほど冷やしておくと良い) ・焼成前までにオーブンを200℃に予熱しておく。

フードプロセッサー使用


1.フードプロセッサーに薄力粉・ベーキングパウダー・砂糖・塩を入れて10秒間ほどかき混ぜる。

2.粉類がよく混ざったら、1cm角にカットしておいた冷えたバターを入れる。

3.フードプロセッサーで10〜20秒間かき混ぜる。粉類とバターがよく混ざって粉チーズ状になったら止める。

4.牛乳を入れて、かき混ぜる。ガッガッと小刻みに回し、混ざったらすぐにスイッチを止める。練りすぎてしまわないように注意する。

5.打ち粉(分量外の強力粉)をした台の上に取り出し、生地を長方形に軽く整える。カードで生地を半分に切る。

6.重ねる。

7.90度回して最初と同じくらいに生地を伸ばす。 これを3回繰り返す。

8.ラップに包み、冷蔵庫で1時間以上休ませる。(休ませることでグルテンを落ち着かせる&生地が冷えるので型抜きがしやすくなる)

9.打ち粉(分量外の強力粉)を振った台の上に生地を乗せ、厚さ2cmに伸ばす。
1cmのアクリルルーラーを2つ重ねて両脇に置き、めん棒で伸ばすと平らに伸ばしやすい。

10.丸型で抜く。

11.側面は触らないようにする。もし底面がペストリーボードに付いてしまったら、パレットナイフなどを差し込んでそっと天板に移動させる。

12.残った生地はまとめて折りたたみ、もう一度2cmの厚さに伸ばす。

13.2番生地も抜く。 最後に余った生地は手で軽く丸める。

14.シルパンやシルパット、オーブンシートなどを敷いた天板に並べ、表面に牛乳(塗る用)を薄く塗る。

15.200℃に予熱しておいたオーブンで15~20分間焼く。(焼成温度、時間は各オーブンによって調整してください)

16.外はさっくり中はふんわりとしたシンプルなスコーンの焼き上がり。しっかり腹割れもします。

17.ボウルに薄力粉と砂糖、塩、ベーキングパウダーを入れて泡立て器で混ぜる。

18.よく冷えたバターを入れ、カードで切るように粉とバターを合わせていく。

19.バターの塊がなくなってきたら、両手の指先を擦り合わせて粉とバターをすり合わせ、細かい粉チーズ状にする。 手の熱でバターが溶けないように手早く行う。

20.牛乳を入れてゴムベラで混ぜる。

21.まだ粉っぽさが残っている程度で止める。

22.手で何回か折りたたむようにしてまとめていく。(パン生地のように捏ねない)
粉っぽさがなくなってひとまとまりになったらOK。
この後はフードプロセッサー使用の時の「作り方5」と同様になります。

23.厚さ2cmに伸ばす。9cm×17cmくらいの大きさにする。包丁で端を切り落としてから8等分に切る。1つ4cm角くらいの大きさになる。

24.切り落としたものは集めて軽く丸めて焼く。(左下のような感じ)

25.スコーンらしい丸い形も良いですが、四角い形も手軽に作れるのでおすすめです。

26.基本の配合を覚えておけば、自分の好みのスコーンにアレンジ可能です。 ・薄力粉と強力粉半々に ザクザクの食感 ・薄力粉の一部を全粒粉やライ麦粉に 香ばしい素朴な風味 ・牛乳をヨーグルトに ふんわり食感 ・牛乳と生クリームを半々に しっとり食感 ・砂糖をきび砂糖やてんさい糖・ブラウンシュガーなど好みの砂糖にして風味アップ ・チョコチップやナッツ、ドライフルーツなどを生地に加えて好みの味に

27.cottaコラム「スコーンとは?基本のスコーンのレシピ・作り方」もぜひご覧ください。 スコーンの由来についてもお話ししています。

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