平和な未来、実現誓う 長崎、被爆77年

長崎は9日、米軍の原爆投下から77年を迎えた。遺族らは長崎市内各地で早朝から祈りをささげ、平和への思いを新たにした。爆心地近くの浦上天主堂では追悼ミサが開かれた。核兵器廃絶署名を国連に届ける「高校生平和大使」らは、爆心地公園で恒例の集会を開き、核なき世界を目指す決意を新たにした。ロシアのウクライナ侵攻で核使用への危機感が強まる中、被爆者は「核はだめ」と涙で訴えた。

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