オリオールズがWカード圏内に迫る 菊池雄星は5回5失点で6敗目

【ブルージェイズ4-7オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズはブルージェイズ先発の菊池雄星に3本のアーチを浴びせ、3回までに5得点。一時は2点差まで追い上げられたものの、7対4でブルージェイズに勝利し、この試合が終了した時点でワイルドカード圏内まで1.5ゲーム差に迫った。オリオールズ先発のジョーダン・ライルズが9勝目(8敗)、5番手のフェリックス・バティースタが5セーブ目をマーク。菊池には6敗目(4勝、防御率5.13)が記録された。

オリオールズは初回に2つの四球で二死1・3塁のチャンスを作り、ラモン・ウリアスの12号3ランで先制。3回表にキャバン・ビジオの3号ソロで1点を返されたが、3回裏二死からアンソニー・サンタンデールの20号ソロ、ライアン・マウントキャッスルの15号ソロと二者連続アーチが飛び出し、リードを4点に広げた。6回表にマット・チャップマンの22号ソロで反撃されるも、直後の6回裏にオースティン・ヘイズが13号ソロ。8回表に2点を返されたものの、8回裏にマウントキャッスルのタイムリーでダメ押しの7点目を奪い、ワイルドカード争い首位のブルージェイズを破った。

ブルージェイズ先発の菊池は初回に2つの四球を与え、ウリアスに先制の12号3ランを被弾。2回裏は先頭にヒットを許すも、盗塁死があって打者3人で無失点に抑えたが、3回裏は併殺打で二死走者なしとなった直後、二者連続アーチを浴びた。4回裏は先頭にヒットを許したが、後続3人を抑え、5回裏はこの試合初めての三者凡退。5回84球を投げて被安打6(うち被本塁打3)、奪三振4、与四球3、失点5と精彩を欠いた。

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