小野寺ゴールスプリント制す 宇都宮ブリッツェン JCL

ポーズを決めながらゴールするブリッツェンの小野寺=オートポリス(チーム提供)

 自転車ロードレースのジャパンサイクルリーグ(JCL)第6戦「コーユーレンティアオートポリスロードレース」は7日、大分県日田市のオートポリスショートコース(1周3.022キロ×30周=90.6キロ)で行われ、宇都宮ブリッツェンの小野寺玲(おのでられい)が2時間4分13秒で今季2勝目を飾った。前日の増田成幸(ますだなりゆき)に続き、ブリッツェン勢が2連勝。那須ブラーゼン勢は谷順成(たにじゅんせい)が4位だった。

 大分2連戦の第2戦。9チーム49人が出走した。レースは序盤は落ち着いた展開だったが10周目以降、ブリッツェンの宮崎泰史(みやざきたいし)、阿部嵩之(あべたかゆき)、小野寺ら16人の先頭集団を形成。20周目には増田が合流した。

 数的有利な状況でレースを運んだブリッツェンは、宮崎が26周目に単独アタック。最終周回は増田がライバルに揺さぶりをかけ、最後は小野寺が約200メートルのゴールスプリントを制した。個人総合は増田が首位を守り、小野寺が2位に浮上した。チーム総合もブリッツェンが首位を守った。

 次戦は9月3日、和歌山県で「古座川町ロードレース」を行う。

© 株式会社下野新聞社