9日は、「長崎 原爆の日」です。同じ被爆地の広島でも犠牲者を慰霊する会が開かれ、核兵器の廃絶を誓いました。
広島市の原爆資料館で開かれた慰霊の会には、被爆者や来館者らおよそ50人が参加しました。
主催した広島平和文化センターの小泉崇理事長が、「同じ被爆地から長崎の犠牲者を哀悼し、世界恒久平和を願います」とあいさつした後、モニターで「平和祈念式典」の中継を見守りました。
そして、原爆投下時刻の午前11時2分に全員で黙とうしました。
広島県被団協 箕牧智之理事長
「長崎を最後の被爆地とするようにわれわれも活動していきたい」
原爆投下から77年、参加者からは体験継承の大切さを訴える声が聞かれました。