8日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』（TBSラジオ）で、自身がレギュラーの『100分de名著』（NHK Eテレ）の特別版でNEWS・加藤シゲアキが代わりに出演し、番組を降板したと感じ違いされ困ったと明かした。
番組では『100分de名著』が8月の夏休み特別企画として「100分de名著 for ティーンズ」というスペシャル・シリーズとなっていたことについて話していた。
このスペシャル版では、ティーンエイジャーが親子で視聴しながら楽しめる構成で本の解説をするそうで、生徒役となるゲストも鈴木福や本田望結ら10代となっている。そのため、司会に関しては安部みちこアナウンサーでレギュラー放送と同じだが、伊集院は「ティーンズに、福くんに、この本でこういうことを学んでくださいっていうのも違うじゃん。そこに関してはいつも『他の人を立ててください』って言って」とスペシャル版には自身以外のタレントをキャスティングして欲しいと言ったそう。
そのため、スペシャルでは加藤が司会の補佐をやったそうで、伊集院は「文筆家でもある、物を書いたりしてる、加藤シゲアキさんが真ん中に立って。俺の役ではない、司会の補佐とか、発言の切り盛りみたいなことをやってる訳」と説明した。
しかし、そのせいで伊集院が同番組を降板したのではないかと勘違いした人達からTwitterにコメントがきたそうで、「ツイッターの反応とかを見る限り、そこに『伊集院さんは、ティーンズスペシャルはお休みで、加藤さんがきています』みたいなことは、どうやら表示されてないようないような訳。そうすると、自分のTwitterにくるのが、『伊集院さん、やめちゃったんですね』って。『だけど、加藤さんが次のレギュラーでよかったです。加藤さんも分かりやすいです。でも、伊集院さんも好きだったんです！』っていう、なんだろう…、諦めたやつがくるのね（笑）」と、話し笑いを誘った。
もちろん、9月からは通常放送に戻るということで伊集院は「どのツラを下げて俺は、そのぉ～9月から…」と困った様子でコメント。降板したと思いこみ、あっさりそれを受け入れるファンのあまりの物分かりの良さに困惑していた。
さらに伊集院は「『伊集院つまんなかった、イヤだから、加藤さんがいいです』は一番困る」と加藤に支持が集まることにも危惧し、「『え？ あの9月分、今撮ってるけど…』みたいな（笑）、オタオタした感じっていう。今、そんなですよ（笑）」と心境を明かしたのだった。
