体調不良により休養している5人組バンド「サカナクション」のボーカル・山口一郎が7日、ツイッターで現状を明かした。
もともと、山口は5月から極度の倦怠感、疲労状態などの不調が続いており、6月下旬には医師から休養が必要との診断を受けたため、今月1日に、一定期間休養することを発表していた。
7月末、所属事務所がバンドの公式HPで山口の体調不良のため、予定していた8月~10月のライブ出演について、出演辞退や公演延期をすることを発表。
所属事務所は、その時点での山口の体調について、《回復に向かっているものの、身体的な負担の強いライブパフォーマンスを行うにはもう少し時間がかかる見込み》と説明。
ファンや関係者に謝罪するとともに、《ライブ以外の活動に関しては体調面を考慮しながら、8月以降、徐々に再開して行く所存でございます》としていた。
山口は7月1日以来、約1カ月ぶりの投稿となったが、《行ったり来たりですが、少しずつ調子が良い日が続くようになりました》と伝え、《猫触りたい》とつぶやいた。
05年にメジャーデビューした同バンドだが、これまでシングル13枚、オリジナルアルバム7枚を発売。
13年におおみそかのNHK・紅白歌合戦に初出場を果たし、数々の楽曲にタイアップが付いているが、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を山口が手掛けている。
「以前、登場したイベントで山口が明かしたところによると、楽曲制作している期間は集中するために外部との接触を遮断。最長でその期間は6カ月にわたったこともあったというだ。自分の中で詰め込んでしまうタイプのようで、ここに来ていろいろな部分で限界が訪れてしまったのでは。この休養期間でしっかりリセットして、ファンに元気な姿を見せてほしいもの。経過報告にファンも安心しているはず」(芸能記者)
着実に山口の復帰時期が近づいているようだが、どの舞台で復帰を飾るのかが注目される。