こんにちは!アウトドア系YouTuber SLOWCAMPです。今回から3回に渡って、私が日頃から愛用しているセリアのキャンプギアを一挙紹介します! そのままではちょっと使い勝手の悪いアイテムも、カスタム次第で便利なギアに変えることができるんです。そんなアイデアも含めてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1:テントロープ用LEDライト
まずは、見えにくい夜間の張り綱を照らすライト『テントロープ用LEDライト』です。
- サイズ:約H6.5 cm ×W5.5cm×D2.0cm
- 材質:塩化ビニル樹脂/LED
- 使用する電池:CR2032
- 連続使用時間:約7時間
- 価格:100円+税(1個あたり
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暗くなると、テントのロープに足を引っ掛けて転んでしまうことがあります。
お子さんのいるファミリーキャンパーの方はぜひチェックしてください!
ビニール樹脂性の白色LED
丸い部分の大きさは500円玉より少し大きいくらいで、中心に小さなLEDがひとつ。この部分が白く発光します。
塩化ビニール樹脂で柔らかく、ロープに引っ掛けやすい形状になっています。
ひとつ100円はコスパ◎!
価格はひとつあたり100円+税。
ロゴスのロープライトは4個で1760円となかなか高い値段設定。
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テントやタープの形状にもよりますが、張り綱分揃えようとすると数が必要になります。
ひとつ100円は非常にありがたいですよね!
ライトは3モード切り替え可能
丸い部分の中央をプッシュすると、3つのモードにLEDが切り替わる仕組みです。反対側も光が反射して発光しているように見えます。
中を開けられる仕様で電池交換も簡単
蓋はネジ式ではないので、爪を引っ掛ければ簡単にパカッと外れます。LEDの基盤も簡単に分離できる作りです。
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初めて使用する時はピロっと出ている絶縁シートを引き抜いて使用します。
電池持ちは記載時間よりも遥かに長い!
連続使用時間は7時間と記載がありますが、実際に使ってみるとキャンプで10泊(約100時間程度)使ってもまだ購入時の電池が残っています。
電池交換も簡単。先の尖ったもので押し出せは簡単に取り出せます。
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電池はどこまで持つかは分かりませんが、頻繁に電池交換する必要はなさそうです。
耐水性は意外と高い?!
キャンプで使用中に何度か雨に降られたことがありましたが(小雨程度)、壊れるようなことはありませんでした。
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どの程度の耐水性なのか実験してみましょう!(防水仕様ではないので自己責任です)
シェラカップに注いだ水に点灯状態で浸水させ、30分後どうなっているかを観察します。
30分後、、、
しっかりと点灯していますね。ボタン操作も問題なし。中の状態をチェックしてみても、内部に水滴もなく浸水していないようでした。
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防水仕様ではないものの、これなら雨のキャンプでも安心ですね!
【カスタム】ライトのカラーをチェンジ!
さて、ここで簡単カスタムをしてみましょう!
チキンラーメンのパッケージの袋を使ってLEDの色を変えちゃいます!
袋のオレンジ色の部分をハサミでカットします。
そして、カットした切れ端をLEDの前面に入れます。
すると、なんとLEDの光が落ち着きのある電球色に!
切れ端を一枚挟んでいる分、若干光量が落ちてしまいます。でも、狭いキャンプ場だったりすると明るすぎて周りに迷惑を掛けかねないので、この程度の光量でも問題ないと思います。
チキンラーメンの袋ではなくても、色付きのセロファン、お菓子の袋、折り紙等でもOK。
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いろいろ試してみて、自分好みの色・明るさを見つけてみるのも楽しいですよ!
2:バックルボックス
続いては『バックルボックス』です。無骨系キャンパーに人気のミリタリーカラーがおしゃれです!
使い勝手抜群なサイズ感なので、キャンプの小物収納におすすめ。
- サイズ:約11.7cm×17.6cm×11.5cm
- 材質:ポリプロピレン
- 容量:約1.1L
- 価格:100円+税
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色々な小物収納ケースが100均で販売されていますが、デザイン良し使い勝手良しで個人的にイチオシの商品です!
デザインは無印良品『頑丈ボックス』と瓜二つ
デザインは無印良品の『頑丈ボックス』にそっくりです!
ただ、大きさは非常に小さく、手のひらに乗るサイズ感です。
本家の頑丈ボックスと同じようにしっかりとバックルで留めることができて、逆さにしても外れるようなことはありません。
深さがあるので収納力抜群
基本的にキャンプで使う小物類は全部このバックルボックスに収納しています。
フタが上に盛り上がっている構造のため高さがあるものもしっかりと収納できます。
スタッキング可能
底面には高さ2mm程の足があるので、重ねても多少の揺れであればズレることはありません。
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バックルボックス同士のスタッキングもバッチリ!
3色展開!ツートン使用もおすすめ!
カラーはカーキ・ネイビー・ベージュの3色展開(昨年はホワイトもあったような……)です。
このように、フタを交換してツートンで使ってもおしゃれかも。
筆者の使用例を公開
3つのバックルボックスの中には、「フック、カラビナ等」「キッチン周り小物類」「その他小物類」と、種類ごとに小物を分けて収納しています。
ケースの色で、どこに何が入っているのかを把握しています。
火吹き棒や麻紐、固形燃料やカトラリーなど、細々した小物類を種類ごとに分けられるので便利です。
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キャンプの"見せる”小物収納にバックルボックスおすすめです!
3:ステンレス火吹き棒
伸縮するステンレス製の『火吹き棒』。
火起こしの時、うちわなどで仰ぐと灰が飛んで周りが汚れたり、口で吹いても灰や火の粉が顔に飛んできたりしますよね……。
そんな時に、火吹き棒は便利です。
- サイズ:伸張時/全長約40cm、収納時/全長約16cm
- 材質:パイプ/ステンレス、吹口/シリコンゴム
- 価格:100円+税
コンパクトで携帯性抜群!
キャプテンスタッグの『火吹き竹』も持っていますが、やっぱりかさばるんですよね。
セリアの火吹き棒は小さく携帯しやすいので、これを手に入れてからは火吹き竹の出番はなくなりました。
カバーの紛失に注意
吹き口のカバー(緑の部分)が取れやすいので紛失に注意してください!
予め接着剤などしっかり留めておいた方が良いかもしれません。
使用感は問題なし!
100円でも使い勝手全く問題なし。
高価な火吹き棒を使ったことがないので比較はできませんが、実際に使ってみても十分に火吹き棒としての機能を全うしてくれました。
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焚き火のお供にいかがですか?
4:アウトドアロープフック
ロープに引っ掛けるだけで簡単に取り付けられる『アウトドアロープフック』。
見た目はイマイチですが、シェラカップや小物など色々なアイテムを吊るすことができる使い勝手抜群の商品です!
- サイズ:縦約5.9cm×横4.0cm
- 材質:ポリプロピレン
- 推奨ロープ:径4mm
- 耐荷重量:1.0kg
- 価格:100円+税(8個セット)
2パターンで使用可能
通常の利用方法はこのようにロープに引っ掛けて使います。
でも引っ掛け方を少し変えるだけでフックの強度アップをすることができるんです!
写真左側に注目!
ロープを通す位置が、右側と違っているのがわかりますか?
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通常のロープの通し方(写真右側)とは逆側からロープを通すことで、しっかりと固定され、スライドしにくくなります。
この裏技を使えば、傾斜している張り綱や垂直に張ったロープまで有効活用できちゃいます!
写真のように、LEDランタン程度であれば支えることも可能です。
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張り綱だらけのキャンプで、自分の好きな位置や高さにフックを設置できるって最高!
5:ソフトウォータータンク 3L
炊事場が遠いキャンプサイトではウォータージャグが活躍します。でも種類によっては、丸くて大きくてかさばるのも事実……。
そんな時に便利なのが、スリムでオシャレな『ソフトウォータータンク 3L』。
- サイズ:約H33.5 cm×W25.5cm×D9.0cm
- 材質:本体/ポリエチレン、キャップ/ポリプロピレン
- 容量:3L
- 耐熱温度:60℃、耐冷温度:-20℃
- 価格:100円+税
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ちょっと不便な点もあるので、DAISOとの組み合わせ技で水回りをスッキリにしちゃいます!
容量は3Lで2色展開!
わかりづらいですが、カラーはグレイとホワイトの2色展開。
容量は3Lで、持ち手があるので運搬も楽です。
自立しないのが難点!
キャンプではウォータージャグが主流ですが、かさばるのがデメリット。せっかく持ってきたのに水場が近くにあって結局使わなかった……なんてことはよくある話です。
そこでウォータータンクで代用できればと思って買ってはみたものの、なんと自立しません……!
ちなみに、セリアには自立して折り畳める『折りたたみウォーターバッグ(100円+税)』というアイテムもあるのですが、ちょっと見た目がね……。
【カスタム】自立しないデメリットを克服
ということで、ちょこっとカスタムしてみます。
カスタムと言っても、使用するものはすべて100均で揃えられます。
【材料】
- ペットボトルキャップ
- シールテープ
- グローブホルダー付きのカラビナ
材料の1つ目は、ダイソーのペットボトルキャップ。2個で100円+税です。
ペットボトルのキャップと付け替えれば、運動中にさっと飲めるようになるアイテムです。
2つ目は、ダイソーのシールテープ。2個で100円+税。
水道管の水漏れ防止などによく使われます。ホームセンターでも安価で手に入りますよ。
3つ目は、セリアで購入したグローブホルダー付きのカラビナ(100円+税)です。
それでは、カスタムしていきます!
まずはキャップをペットボトルキャップに付け替えるのですが、このまま使用すると水が漏れてしまいます。
そこで、タンク側のキャップ部分にシールテープを巻いて補強します。
キャップは右回り(時計回り)で締めるため、シールテープも同じ方向に巻きます。キャップの端面にシールテープの端を合わせて、5〜6回丁寧に巻きました。
あとは指で軽く押し付けると、テープが勝手にキャップのネジに馴染んでくれます。
ペットボトルキャップをしっかりと締めます。
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これで水漏れ対策はOKです!
次に、穴あけパンチで吊り下げ用の穴を開けます。
タンク部分に穴を開けないように注意してくださいね。
最後の工程です!この穴にカラビナを通せば完成です!
実際に水をパンパンに入れた状態(3L)で吊り下げて使用してみましたが、問題ありませんでした。
ちょっとコツはいりますが、片手でも操作可能です。
全開だとなかなかの水量が出ますね。
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グローブホルダーにタオルを引っ掛ければ手拭きになるので便利!
荷物を多く持てないソロキャンパーにおすすめです。
6:アウトドアドライネット2段
続いて、食器を乾かすのに便利な『アウトドアドライネット2段』。キャンプに馴染むブラックがカッコいいですね!
- サイズ:約直径30cm×H34cm
- 材質:ポリエステル、スチール
- 価格:100円+税
ソロに丁度良いサイズ感
アウトドアメーカーから販売されているドライネットよりもひと回り小さく、ファミリーキャンプではちょっと物足りなさそう。
シェラカップが4つ並びます。ソロキャンプには良いサイズ感です。
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メッシュの穴が大きめですが、入れるものを考えなければ十分な大きさ。
ファスナーなど全体的な強度に不安あり
若干強度に不安を感じますが、重いものを入れるわけでもないので問題なし。
ファスナーも少し頼りなく感じます。
折り畳めないと思いきや!
このドライネットの難点は、小さく折り畳めないこと。
アウトドアメーカーのドライネットは、折り畳んで小さく収納することができます。
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流石に100円じゃコスト的にもこれが限界だよね……。と諦めることなかれ!
ひねって、
押し込む。
このままだと反発して広がってしまうので、セリアの食器バンドで留めればOK!直径10cmのコンパクトサイズになりました。
使う時はバンドを外せば勝手に広がります。
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ただし、この方法は本来の畳み方ではないので、万が一破損しても自己責任でお願いします。
7:連結できるコーティング袋
最後は、おそらくキャンプでのゴミ袋使用を想定しているコーティングバッグ『連結できるコーティングバッグ』です。
ゴミ袋、エコバッグ、薪バッグ、収納袋など、汎用性の高さが魅力です。
サイトに置いても違和感のないアウトドアのデザインが素敵!
- サイズ:約35cm×26cm(マチ約26cm)
- 材質:ポリプロピレン、ナイロン
- 価格:100円+税
両サイドのベルクロで連結可能
2つ購入すれば横に繋げて連結できる仕様です。
連結は、両サイドにあるベルクロを使います。
丈夫で水にも強い素材
生地もしっかりしていて簡単には破れそうにありません。素材はポリプロピレンとナイロン。
水を垂らしてみましたが、内側には浸水していません。
多様な使い方が可能! 薪バッグにもOK
無印の頑丈ボックスに荷物が入りきらず、でももうひとつボックスを使うほどでもない。そんな時にこのコーティングバッグが大活躍します。
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見た目以上に容量があるので、買い出しする際のエコバッグとしても使っています。
薪バッグとして使ってみました。
ホームセンターで購入した薪(約10kg)を満載しても、持ち手や袋が破れるようなことはありませんでした。100円なのでそのまま地面に置いてガシガシ使っちゃってます。
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薪バッグとして使う際の注意点は、薪の本数が少なくなると薪の重さで自立できず倒れること。
バッグ自体は自立するものですが、重量のある薪を支えるには難しいようです。
連結させるとゴミの分別に便利!
ベルクロで連結すればこの通り。2つ並べると、ゴミを分類しながら入れることができます。
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やっぱりキャンプで使うゴミ袋がスーパーのゴミ袋だと雰囲気台無しですもんね。
片方は空き缶やペットボトルを入れて、もう一方は可燃不燃ゴミなどを入れて分類できます。
ゴミはダイレクトに入れちゃってOK!
汚れたら水でサッと洗えるので手入れも簡単です。
ゴミの臭いを封じ込めたい時は?
夜寝ている間に生ゴミ臭に野生生物が寄ってきて荒らされないか、ゴミを持ち帰る時にゴミの臭いが車内に臭わないか、気になりますよね。
そんな時はベルクロで間口を締めて、フッククリップで留めるのがおすすめ!
臭いを閉じ込めてしまいましょう。
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キャンプの色々を収納できてひとつ100円、見た目もオシャレなコーディングバッグ。
「買い」です!
セリアこだわりのキャンプギアでキャンプを快適に! 第2弾・第3弾もお楽しみに
いかがでしたでしょうか?
ダイソーもキャンドゥも高額商品でバリエーションを強化していますが、セリアは100円均一を貫いており(2020年9月動画公開時点)、商品にもそのこだわりが見え隠れしてますよね。
まだまだキャンプで使えるグッズが満載なので、第2弾、第3弾もお楽しみに!