田中真弓「ルフィで終わりたい」"声優業の最後"に言及!

8月9日放送の「セブンルール」(関西テレビ・フジテレビ系)では、人気アニメ「ONE PIECE」のモンキー・D・ルフィ役などで知られる田中真弓さんが出演。舞台女優としても活動する田中さんは、舞台に立ち続ける理由を明かし、話題を集めました。

■田中真弓は「ONE PIECE」を知らずオーディションを受けていた?

田中さんは、「みんな『ONE PIECE』はずっと人気だねって言うんですけど、私知らなかったんですよ、このヒット作を…。そういう意味で、オーディションの時から気負いはなかった。だから良かったのもかもしれない」と、意外な事実を打ち明けます。

続けて、「これやりたいんだよっていう、そういうオーディションもあるんですよ。この役がやりたいって思って受けるオーディションって、大概ダメですけど」と、オーディションの難しさについても話していました。

■田中真弓「ルフィで終わりたい」”声優業の最後”に言及!

アニメでは少年役を演じる事が多い田中さんは、「少年役として色々やらせてもらってきて、ルフィで終わりたいと思ってるし、声優業は…。これ以上、少年の役をね、じゃあやれるかって、もうやりきった感じ」と、本音を吐露。

また、声優だけでなく舞台でも活動する理由について、「声に、やっぱり、時間かけてきた結果が、評価してもらえるところが声優。だから私がバラエティとかで、もてはやされるとしたらば、それは『ONE PIECE』がすごいのであって、私ではないので。私自身を見てほしい、私の肉体を通しての芝居を見てほしい。死ぬまでそう思ってやってたい」と、明かしました。

■田中真弓出演「セブンルール」に反響

多忙な合間をぬって舞台のリハーサルを見学するなど、日々勉強をし続ける田中さん。

その理由について、田中さんは「演劇人は、やっぱり勉強していかないと難しいなって。本当、勉強になります、あちこち。声優界でもそうですけど、歳取ると使う側が言いづらくなっちゃうんですよ。それは絶対、役者として自分が損するから、どつかれてバーカって言われる自分でいたい思います」と話します。

続けて、「70歳、80歳になっても、小僧でいたいと思います。こっから成長しようと思ってますから、あと何年成長出来るんだ? と思ってやってるので…。すごいのはルフィであって、私ではないので。たまたまルフィをやってる人なんですよ。だから私自身を見てほしい、私の生身の肉体を通しての芝居を見て欲しいっていう気持ちがどっかにあります」と、舞台に立ち続ける理由を明かしました。

今回の放送にはネット上で、「真弓さんが声優はルフィで終わりたいって言ってて泣いちゃった〜」「最初に田中さんが声優業はルフィで終わりたいって言葉でもう涙腺崩壊した」「声優業はルフィで終わりたいと思ってるなんて泣いちゃう」などのコメントが上がっています。

田中さんの「私の生身の肉体を通しての芝居を見てほしい」と、舞台での活動にもこだわる理由を話したのが印象的でしたね。

【番組情報】
セブンルール
https://tver.jp/episodes/ep1sv33dfo

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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