JR四国、スマホアプリ「しこくスマートえきちゃん」を10月頃リリース 片道型のアプリ専用きっぷも登場

JR四国8600系特急電車(写真:ninochan555 / PIXTA)

JR四国は2022年10月頃、スマートフォン用のチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」(略称:スマえき)をリリースします。

「しこくスマートえきちゃん」アプリアイコンイメージ(画像:JR四国)

スマえきは「いつでも、どこでも」「キャッシュレス」できっぷを購入できるアプリです。クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードなどで乗車前にきっぷを購入し、乗車時はきっぷ画面を使用中の状態にして提示するだけでOK。きっぷの購入のために窓口に並んだり、駅で紙のきっぷを受け取る必要がなくなります。

きっぷの購入・乗車もスマホ一つでラクラクに(画像:JR四国)

リリース直後のスマえきで購入できるのは、新たに登場するスマえき版「Sきっぷ」や四国内のフリーきっぷなど、一部の特別企画乗車券に限られますが、2023年春以降は片道乗車券、通勤・通学定期券、自由席特急券などの取り扱いも始めます。

一部トクトクきっぷは発売終了、価格改定

スマえきアプリのリリースにともない、一部のトクトクきっぷは発売終了、価格改定も行われます。

一方、新発売となる「スマえき Sきっぷ(片道)」「スマえき くろしおSきっぷ(片道)」「スマえき トク割きっぷ(片道)」などの値段設定は、トクトクきっぷの価格改定後、「区間最安」となります(※)。たとえば高松―観音寺間は「Sきっぷ(往復)」が4,480円、新発売の「スマえき Sきっぷ(片道)」が2,070円で、1枚あたりの値段で比較すると170円おトクになる計算です。

※JR四国が期間限定で発売するきっぷや、利用日・利用資格など発売条件に制限のあるきっぷなどを除きます。

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