大谷が自身初の2ケタ勝利 ベーブ・ルース以来104年ぶり快挙達成

【エンゼルス5-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

エンゼルスは先発の大谷翔平が足に打球を受けるアクシデントがありながらも6回4安打無失点の好投。打撃面でも25号ソロを含む3打数2安打1打点の活躍を見せ、1918年のベーブ・ルース以来となる「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を達成した。大谷は自身初の2ケタ勝利となる10勝目(7敗、防御率2.68)をマーク。アスレチックス先発のジェームス・カプリーリアンに6敗目(3勝)が記録された。

3回表にデービッド・フレッチャーのタイムリーで先制したエンゼルスは、5回表にテイラー・ウォードの15号3ランで3点を追加。7回表には大谷がライトへの25号ソロを放ち、メジャーリーグでの通算本塁打数でイチロー(117本)を抜いて日本人選手単独2位に浮上した。9回裏に3番手のホセ・キハダがチャド・ピンダーの10号ソロで1点を返されたが、5対1で勝利。大谷は4度目の挑戦でついに10勝目を手にした。

打者・大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、1回表一死走者なしの第1打席は四球、3回表無死1塁の第2打席はファーストゴロ、5回表先頭の第3打席はセカンドへの内野安打、7回表先頭の第4打席は25号ソロで3打数2安打1打点1四球。8回表一死満塁で回ってきた第5打席は代打を送られて交代した。今季の打撃成績は打率.256、出塁率.348、長打率.501、OPS.849となっている。

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