パドレス5連敗ストップ ソト移籍後初HR、マチャドがサヨナラ弾

【ジャイアンツ4-7xパドレス】@ペトコ・パーク

パドレスは4回裏にフアン・ソトの移籍後初アーチで同点とし、3点リードで最終回を迎えたが、ジョシュ・ヘイダーがまさかの3失点。しかし、9回裏にマニー・マチャドが20号3ランを放ち、劇的なサヨナラ勝ちで5連敗をストップさせた。パドレス5番手のティム・ヒルはヘイダーが同点に追いつかれた直後のピンチをしのぎ、3勝目(0敗)をマーク。ジャイアンツ5番手のタイラー・ロジャースに4敗目(2勝)が記録された。

トレード・デッドラインで大型補強を敢行しながらも2試合連続完封負けで5連敗中と波に乗れないでいたパドレスは、初回にラモンテ・ウェイドJr.の5号ソロで先制され、1点を追う展開に。しかし、4回裏にソトが待望の移籍後初アーチとなる22号ソロを放って同点に追いつくと、6回裏にはジョシュ・ベルのタイムリーとジェイク・クロネンワースの犠飛で2点のリードを奪い、8回裏には金河成(キム・ハソン)がタイムリー二塁打を放ってダメ押しの4点目を奪った。

ところが、新加入のクローザー、ヘイダーが大誤算。四球、ヒット、死球で無死満塁の大ピンチを招くと、2つの押し出し四球と犠飛で4対4の同点に追いつかれ、二死1・2塁のピンチを残してヒルにマウンドを譲った。ヒルがこのピンチを抑えると、9回裏一死からヒットと打撃妨害で1・2塁のチャンスを迎え、マチャドのひと振りで決着。ヘイダーの乱調は誤算だったが、7対4で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

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