ライチョウ初の野生復帰へ 栃木の動物園から中央アルプス移送

栃木県那須町の「那須どうぶつ王国」は10日、同園で飼育していた国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ19羽をヘリコプターで、中央アルプス駒ケ岳に移送した。環境省信越自然環境事務所によると、長野市の「茶臼山動物園」の3羽も合わせて、駒ケ岳に移送する。1週間ほどケージ内で環境に慣らした後に放鳥する予定で、飼育した個体の野生復帰は全国初となる。

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