新型コロナウイルス感染症を巡り、茅ケ崎市は10日、同市保健所管内(同市、寒川町)で90代女性と60代男性の合わせて2人の死亡と、10歳未満~90代の男女380人の感染が確認されたと発表した。
市によると、死亡した女性は寒川町在住でクラスター(感染者集団)の発生した高齢者施設の入所者。7月26日に陽性が判明し、8月8日に新型コロナウイルス感染症のため、亡くなった。
また、死亡した男性は市内在住で、市内のクラスターの発生した医療機関の入院患者。7月31日に陽性が判明し、8月9日に別の疾患のため亡くなった。2人とも基礎疾患があったという。
感染者の症状別は、中等症4人、軽症334人、調査中42人となっている。
市によると、クラスターの判明している寒川町の高齢者施設で新たに利用者5人の感染が判明。同施設での感染者は計47人になった。また、市内の高齢者施設でも利用者2人の陽性が判明し、同施設の感染者は計13人となった。