福井県嶺南を巡ってもらえる「御乗印×御城印」 全6種類、8月11日キャンペーン開始

6種類の「御乗印×御城印」(右)と、全種類集めるともらえる「プレミアム御城印」(左上)、抽選で当たる「参加記念御城印」(左下)
24枚を収納できるオリジナルの御城印帳

 JR小浜線全線開業100周年を記念し、福井県や嶺南6市町などでつくる「海湖と歴史の若狭路」発信事業実行委員会は、乗車記念となる「御乗印」と、6市町にある各山城の「御城印」を掛け合わせた「御乗印×御城印」(6種類)がもらえるキャンペーンを8月11日から始める。12月25日まで、各種千枚限定。

 各駅と山城の名前が対に書かれたデザイン。敦賀駅と金ケ崎城、美浜駅と国吉城、上中駅と熊川城、小浜駅と後瀬山城、若狭本郷駅と石山城、若狭高浜駅と砕導山城の組み合わせ。

 6駅の観光案内所や窓口などで配布する。各駅で乗降し、切符そのものか、乗車日が分かるように撮影した切符の写真を提示するともらえる。交通系ICカードや回数券は対象外。

 「御乗印×御城印」を入手したら、次は各市町の押印場所へ。それぞれ指定された資料館などを訪れ、国吉城なら「難攻不落」金ケ崎城なら「難関突破」などと書かれたオリジナルスタンプを押して完成となる。

 全6種類を集めて押印場所で提示すると、全御城印が1枚に書かれた金色のプレミアム御城印をプレゼントする。無くなり次第終了。3種類以上で、参加記念御城印が当たる抽選に応募できる。オリジナル御城印帳や缶バッジなどが当たるアンケートも実施する。

 同実行委事務局の福井県嶺南振興局嶺南プロジェクト推進室の担当者は「夏休み期間にご家族で楽しみながら嶺南を巡ってもらえたら」と話している。

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 問い合わせは福井新聞社クロスメディアビジネス局=電話0776-43-3004。

オリジナルの御城印帳を限定販売

 福井県内の市町や観光団体などでつくる「ふくい城巡りプロジェクト」実行委員会は、「御乗印×御城印」キャンペーンに合わせ、オリジナルの御城印帳を200部限定で8月11日から販売する。

 御城印帳は、城版の御朱印として近年人気を高める「御城印」を収める冊子。嶺南では金ケ崎城や玄蕃尾城などの御城印が発行されている。

 黒地に金色の落ち着いたデザインで、ビニールカバー付き。ポケット式で24枚を収納でき、集めた「御乗印×御城印」など旅の記念を1冊にまとめることができる。縦18センチ、横12センチで税込み1100円。

 販売場所は、若狭国吉城歴史資料館(美浜町)、若狭鯖街道熊川宿資料館(若狭町)、若狭おばま観光案内所(小浜市)、若狭おおい観光案内所(おおい町)、若狭高浜観光協会(高浜町)の5カ所。敦賀駅交流施設オルパークでも扱う予定。

 問い合わせは福井新聞社クロスメディアビジネス局内の同実行委事務局=電話0776-50-2931。

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