流れ星に新型コロナウイルス収束の願いをー。三大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」の季節がやってきた。2022年の最大流星数は1時間あたり30個程度の予想。観察のオススメの日時や方角などを国立天文台に聞いてみた。
「ペルセウス座流星群」とは
三大流星群の一つで、年間でも常にトップを争う流星数を誇る。好条件のときには、1時間あたり80個以上の流星が観測されることも。母天体は、スイフト・タットル彗星。
出現期間と極大
一般的な流星の出現期間は7月17日~8月24日。流星群が最も活発に活動する時期「極大」となるのは、8月13日午前10時ごろの予想。
多くの流れ星が見られる日と時間帯
観察するなら8月11日夜から13日夜までの3夜がオススメ。このうち、極大に近い12日夜は満月のため、ほぼ一晩中月明かりがあり、観測条件は良いとはいえないが、月明かりに負けない明るい流星も出現するので期待したい。いずれも夜も放射点(流星群の流星がそこから放射状に出現するように見える点)が高くなる午後9時ごろから流星が出現するようになり、夜半から明け方にかけて数が多くなる。最も多く流星が見られるのは13日の夜明け近くで、流星数は1時間で最大30個程度と予想されている。
流れ星が見える方角
流星は、放射点付近だけでなく、空全体に現れる。いつ、どこに出現するのか分からないので、なるべく空の広い範囲を見渡せる場所を選ぼう。レジャーシートを敷いて地面に寝転んだり、背もたれが傾けられるイスに座ったりすると、楽な姿勢で観察できる。
12日の各地の天気
(12日午前7時、気象庁発表)
札幌:雨のち曇り
仙台:曇り時々晴れ
新潟:曇り
金沢:曇りのち時々晴れ
福井:曇り時々晴れ
東京:曇り時々晴れ
長野:曇り
名古屋:曇り時々雨
大阪:曇りのち時々晴れ
高松:曇り時々晴れ
松江:曇りのち雨
広島:曇り
福岡:雨のち曇り
鹿児島:晴れのち曇り
那覇:晴れ
13日の各地の天気
札幌:曇り時々晴れ
仙台:曇り
新潟:曇りのち一時雨
金沢:曇りのち一時雨
福井:曇りのち一時雨
東京:曇りのち雨
長野:曇りのち雨
名古屋:雨時々やむ
大阪:曇り
高松:曇り
松江:曇り
広島:曇り
福岡:曇り時々雨
鹿児島:曇り時々雨
那覇:晴れ時々曇り