うごめく魑魅魍魎の漫画家たち 女性漫画家の実体験を描いた漫画原作 「俺と○○○すれば売れる」公開決定

「純平、考え直せ」「悲しき天使」などの森岡利行の最新監督作で、新レーベル「マヨナカキネマ」の第三弾となる映画「俺と○○○すれば売れる」が、9月2日より劇場公開されることが決まった。

「俺と○○○すれば売れる」は、実体験を基に漫画家を目指す女性の奮闘を赤裸々に描いた香穂のコミックを原作とした作品。地方から上京して漫画家を目指す21歳のヒロインが、魑魅魍魎の漫画家たちがうごめく漫画界にもまれながらも、恋や仕事に奮闘する姿を描く。

夢を追いかけ単身上京し、クセのある男たちにちょっかいを出されながらもいちずに漫画家を目指す香穂役には、女優、レースクィーン、グラビアなどで活躍する青山泰菜。香穂が恋する漫画家志望の青年・南を「TERRACE HOUSE TOKYO2019-2020」で注目を集めた西野入流佳が演じる。その他、八木将康、大地洋輔(ダイノジ)、川瀬陽太らが脇を固める。監督は、「純平、考え直せ」「悲しき天使」などで、運命に翻弄される女性たちのドラマを描いてきた森岡利行が務めている。

予告編は、田舎で高校生活を送りながら自作マンガを描いているヒロイン・香穂(青山)がある男性と電話でやり取りをする場面から始まる。衝撃の言葉に戸惑う香穂だったが、意を決して上京。アシスタントとして個性の強い先輩漫画家たちと対面していく。「変態」「おっぱい」「風俗」といった単語が飛び交うカオスな日常の中で、漫画家志望の好青年・南(西野入)に一目ぼれした香穂は、漫画家としての夢である連載か、それとも思いを寄せる南との恋かに悩む。

「マヨナカキネマ」は、「生きづらい世の中を懸命に生きる若者たちの恋とセックスを描く」というコンセプトでこの夏に誕生した新レーベル。本作は、「ヘタな二人の恋の話」「甲州街道から愛を込めて」に続く第三弾となる。

【作品情報】
俺と○○○すれば売れる
2022年9月2日(金)よりシネマート新宿にて公開 ほか全国順次ロードショー
©香穂/コアミックス ©2022 キングレコード

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