横浜・中区で無登録ドローン飛ばした疑い 男性2人書類送検 神奈川県警が初摘発

ドローン(資料写真)

 無登録のドローンを許可なく飛ばしたなどとして、神奈川県警横浜水上署は10日、航空法違反の疑いで、ともに中国籍で、横須賀市の男性会社員(29)と、横浜市港北区の男性会社員(28)を書類送検した。県警が無登録のドローンを飛行させたとして摘発するのは初めて。

 書類送検容疑は、29歳の男性は6月25日午後4時40分ごろ、同市中区新港2丁目の歩道で、許可なく無登録のドローン1機を飛行させた。友人の28歳の男性は同19日、自宅で所有するそのドローンを29歳の男性に貸した、などとしている。

 署の調べに対し、ともに容疑を認め、29歳の男性は「みなとみらいや横浜港の風景を撮影したかった」、28歳の男性は「仕事が忙しくて登録をしていなかった」などと供述している。

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