任命と拒否理由の説明求める 梶田会長「姿勢変わらず」

日本学術会議の臨時総会後に記者会見する梶田隆章会長=10日午後

 日本学術会議の梶田隆章会長は10日、臨時総会後に記者会見し、菅義偉前首相による新会員候補6人の任命拒否問題を巡る今後の対応について「任命を粘り強く求めていく。拒否の理由説明を求める姿勢にも変わりはない」と強調した。

 梶田氏は、どのような形で6人の任命を求めるかについては会員の意見を踏まえ検討するとし、10月に開かれる総会をめどに方針を決める考えを示した。3月と8月に梶田氏と面会した松野博一官房長官は、任命を求め6人の名簿を再提出する考えを伝えた梶田氏に対し「実質的に従来と変わらず、政府の考えと相いれない」と否定的な考えを示している。

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