リーガルリリー、本日リリースのEP『恋と戦争』より新曲「明日戦争がおきるなら」のMV公開! 台湾出身のイラストレーター・高妍とのコラボレーション

リーガルリリーが本日リリースしたEP『恋と戦争』より、新曲「明日戦争がおきるなら」のミュージックビデオが公開された。

ミュージックビデオは、台湾出身のイラストレーター・高妍(ガオイェン)とのコラボレーション作品となっており、「2022年春、わたしの目の前にあったのは恋と戦争。」といったEPの根幹にあるテーマ性と、日常を埋めつくしてしまうほどの強い感情を、楽曲の歌詞とともに描き下ろしのイラストで表現。主人公である女の子の溢れ出してしまう心情描写が刻々と描かれた作品に仕上がっている。 今回のコラボレーションは、高妍の漫画『緑の歌』にメンバーが出会ったことがきっかけとなっており、作中に大事なモチーフとして登場するはっぴいえんどの「風をあつめて」を、リーガルリリーもカバーしているという繋がりもあり実現したという。

さらに現在、小説投稿サイトmonogatary.comでは「リーガルリリー賞」が設置されており、「明日戦争がおきるなら」の前日譚となるストーリーを、8月1日~8月31日の期間限定で募集している(詳細はこちら)。ミュージックビデオを見て気になった人は、幸か不幸か平和な恋愛とその終わりの物語をそのペンで紡いでみてはいかがだろうか。 また今週末8月13日(土)には、EP『恋と戦争』のリリースに紐づいて、Vo.Gt.たかはしほのかによる図書館での弾き語りライブ『YouTube Live in Library』も配信予定。

▼リーガルリリー『明日戦争がおきるなら』Music Video:https://youtu.be/fXgeo_POUJY

EP『恋と戦争』に寄せて リーガルリリー コメント

◉Vo.Gt. たかはしほのか

気持ち悪くなってきたら

食べたものを

吐き出してしまえ。

そうやって心の器ができてくる。

僕自身が、僕自身を象って

淡い宇宙との境界線を作るよ。

そうすれば、誰かと言葉を交わすことだって、手を繋ぐことだってできるんだ。

そんな、形と形が手を取り合って

形にならない言葉が生まれて

形と形を、また変化させて

歩いていくんだろうか

人類は。

◉Dr. ゆきやま

当たり前といえばそうなのですが、思想や情動から、命の膨らみまで保存できるのが音楽のおもしろいところ。

それらが乗るほどノリノリになっていき、やがて質量を帯びて心に届くようになるんじゃないかしら。

とまあ、このEP、ノリノリじゃない!?って話です。ぜひ聴いてみてください!

◉Ba. 海

世界を見つめ、人を見つめ、そして何より私自身を見つめたこの春。

目の前で起こったあらゆることにただ困惑してばかり、そんな未完成な自分すらも受け入れることができませんでした。

この気持ちの受け皿を担ってくれたのが『恋と戦争』というEPだと思っています。

私が受け入れられなかった、取り込んでは吐き出してしまったものたちを決して無かった事にしないように、そこに存在して受け止めてくれた器。

このEPの存在が皆さんの飲み込んできた言葉、涙、怒り、愛情、それでもなお溢れてしまった「何か」の受け皿になれたらいいと思っています。

高妍 コメント

この度リーガルリリーさんの「明日戦争がおきるなら」の Music Video にて、

イラストを描かせていただいたこと、とても嬉しく光栄に存じます。

戦争はもう歴史の教科書だけの話ではない、世界の隅々で毎日起こっていることです。

台湾人としての私は、よく共感できます。世界中の情勢に注目してほしいです。

この曲を作ってくださって感謝でしかないです。

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