中国の石炭天然ガスメタン化技術に重要なブレークスルー―中国メディア

中国海油が8月8日に明らかにしたところによると、中国海洋石油集団(中国海油)傘下の中海石油気電集団有限責任公司(気電集団)と西南化工研究設計院有限公司が共同開発したメタン化触媒が、新疆慶華大型石炭天然ガス化プロジェクトにおいて初めて110%の安定的なフル稼働を実現した。メタンの濃度は61.7mol%で、海外から導入した技術を3%近く上回った。これは中国が独自に開発した大型石炭天然ガスメタン化技術の重要なブレークスルーを示している。科技日報が伝えた。

石炭天然ガス化は硬炭をガス化・浄化・メタン化させて得られるクリーンな合成天然ガス製品だ。メタン化技術は石炭をクリーンな天然ガスに変えるための基幹コア技術の一つで、石炭の利用効率の向上のために極めて重要な役割を果たす。中国は石炭天然ガス化の全技術チェーンの国産化に取り組んできた。現在、ガス化、変換、脱酸などの技術の国産化をすでに実現しているが、メタン化技術は開発の難易度が高く、長年にわたりブレークスルーがなかった。

気電集団技術研究開発センターのサブチーフエンジニアである侯建国(ホウ・ジエングオ)氏は、「今回独自に開発したメタン化触媒は、新疆慶華石炭天然ガス化装置への導入に1回で成功した。メタン化装置は長期で安定的な運営を実現し、製品の品質が基準を満たし、天然ガスが順調にパイプラインに入った。これにより、石炭天然ガス化分野の全産業チェーンの技術国産化が実現し、国内の業界の空白が埋められた。そして天然ガスの持続的かつ安定的な供給、国のエネルギー安全保障にとって重要な意義を持つ」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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