こんにちは!アウトドア系YouTuber SLOWCAMPです。前回の第1弾に続き、セリアのキャンプギアを7つご紹介していきます。本来の使い方以外にもアイデア次第で効果が高まったり、利用シーンが広がったりするものもありますので、ぜひ皆さんのキャンプにも取り入れてみてください!
1:食器バンド
まずご紹介するのは、シリコンゴム製の『食器バンド』です。
ただのバンドと侮ることなかれ!アイデア次第では食器以外にも使い所満載のスゴイやつなんです!
- サイズ:中心から端まで7cm/9cm
- 材質:シリコンゴム
- 価格:100円+税(1個あたり)
2サイズ・3色展開
2サイズ展開(7cm/9cm)で、カラーはグレイ、ブラック、ブルーグレイの3色。
ちなみにブルーグレイ(薄い水色)はこんな色。キャンプには少し爽やかすぎると思い、私は購入していません。
2倍くらいに伸びる!
この通り、かなり伸びます!2倍くらい伸びていますね。
キャンプ小物を束ねてみよう!
それではキャンプ小物を束ねてみましょう!
まずは、セリアのステンレス食器とシェラカップ。
ステンレス食器には9cm、シェラカップには7cmの食器バンドを使っています。しっかりと留まるので、揺らしてもカチャカチャと音が鳴りません。
続いてタンブラー。
こちらもしっかりと固定されています。
背の高いタンブラーの他、230gのOD缶2つを重ねて束ねることも可能です。
次は、「小川張り」をするためのロープです。
丸めて食器バンド(7cm)で留めておけば形が崩れません。
こちらは、ニトリの木皿でDIYした蚊取り線香ホルダー。
2組あるのでそれぞれの木皿を合わせて食器バンド(9cm)で留めます。ピッタリと固定されるので、中に入っている細々したパーツが落ちる心配もありません。
食器を乾かすためのドライネットは7cmの食器バンドを使って留めています。
そして最後はDAISOとトランギアのメスティン。DAISOには7cm、トランギアには9cmの食器バンドを使っています。
上のゴムにカラビナを通せば、どこにでも引っ掛けられるようになります。
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シェラカップと並べたら、なかなかお洒落な雰囲気出ませんかね?
山登りする方ならバックパックにぶら下げてもいいかも(いや、ナイな(笑))。
弱点もあり!鋭利な面には注意して
ただこの食器バンド、弱点もあります。
こちらはセリアの五徳なのですが、、、
収納サイズがDAISOメスティンよりも大きいためメスティンの中に入れられません。
なんとか無加工でスタッキングできないかと色々試行錯誤していたところ、食器バンドで留めればいんじゃね?と思いつきました!
しかし、、、
どうやら五徳のエッジにやられたようで、切れてしまいました!
簡単に切れ目が入ってしまうんですね......。
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みなさん、尖ったものや鋭利な面があるものに食器バンドはNGですよ!
2:ステンレス食器
今やステンレス製の食器まで100円で買える時代。
販売され始めた頃は数種類だったステンレス皿も、両手で数えられない程の種類が展開されています。
- サイズ:色々
- 材質:ステンレス
- 価格:100円+税(1枚あたり)
とにかく種類豊富!
平たい皿は、私が持っているだけでも5種類。
その他に、タレ用の小皿、ボウル型、仕切り付きなどサイズも種類も豊富です。
最近はカレー皿まで登場しています!
良い点その1:安っぽく見えない
セリアのステンレス食器の良いポイントを紹介します!
まずは、この見た目です。アウトドア風なロゴがお洒落で、100円らしからぬ出で立ち。
良い点その2:優秀なスタッキング
スタッキングした時にコンパクトな点も気に入っているポイント。
ボウル皿をコールマンのメラミン食器と比較してみます。
それぞれ4枚を重ねてみると、約2.5cmもセリアの方が低くコンパクトにスタッキングできました。
イマイチな点その1:水垢や手垢が目立つ
残念なポイントもあります。
キレイに洗っても乾くと水垢が残ってしまいます。素手で触っても手垢が目立ちますね……。
イマイチな点その2:錆びる
セリアに限りませんが、ステンレス皿はしっかり乾燥させないと錆びてしまいます。
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洗ったあとにお皿同士が密着していると、水切れが悪く錆の原因になりますので注意してください!
食器以外の使い方1:固形燃料の台
食器としての利用方法以外にも2つの使い方を紹介しちゃいます!
セリアの中でも一番小さなサイズ(7.5cm)の小皿は、「醤油入れるくらいしか使えないじゃん!」って思いますよね?
この小皿は、DAISOメスティンにスタッキングできちゃうんです!
そして、固形燃料の台として使います!2枚組み合わせるのがポイントです。
2枚重ねることで、接地面を保護し高さも確保します。
エスビットの『ポケットストーブ(通称:ポケスト)』はDAISOメスティンに入りません(製造年によっては入るらしいです)。
固形燃料を載せた時の高さは、ポケストよりもわずかに高いですが特に問題はありません。
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固形燃料が燃え尽きたあとも、接地面、小皿共に目に見えるダメージはなく、問題なく使えます。
食器以外の使い方2:自作の蚊取り線香ホルダー
次は、DIYして作った『蚊取り線香ホルダー』。
13.5cmの丸皿の真ん中に、ガッツリと穴を開けちゃっています。
もちろん本来の使い方ではありませんが、100円故に気軽に加工もできる、そんなところもこのステンレス皿の良いところだと感じています。
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食器として普通に使うだけではなく、アイデア次第で色々な使い方ができるセリアのステンレス食器おすすめです!
3:フタ付きクリアケース
コスメ売り場で販売されている『フタ付きクリアケース』。
コスメ関連の小物を収納するケースとして販売されている商品ですが、キャンプでの使い方をご紹介します!
- サイズ:約直径3.9cm×H1.23cm
- 材質:スチロール樹脂
- 価格:100円+税(5P)
どこまでも連結可能! フタ付きが便利
ケースが5段に連結していて、個々のケースにもフタが付いています。
もう1組購入しておけば5段以上に連結することも可能です。
用途は調味料入れ
このケースにはキャンプで使う調味料を入れています!
5段の中には、コショウ、塩、だしの素、コンソメ、白ごまを入れました。
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市販のボトルのままでもそこまでかさばりませんが、このケースに詰め替えれば更にコンパクトに!
ケースいっぱいに入れると大さじ1杯分。調理の際の目安になりますね。
液体には使えない
醤油を入れてみると、やっぱり漏れました。液体は使用しないでください。
ちなみに、液体の調味料にはセリアの『角型タレビン30ml』を使っています。
DAISOメスティンとの相性◎!
2段にすればDAISOメスティンの高さと同じ。
横に寝かせても入ります!
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クリアケースなので中身が見えて、何が入っているのか一目瞭然!
キャンプから帰ったら、次のキャンプに向けて中身を補充して冷蔵庫に入れておきましょう。
4:フッククリップ
耐荷重500gの『フッククリップ』。タープポールやテーブル、チェアの脚に挟んで取り付けて使用します。
- サイズ:約縦8.8cm×8.5×高さ5.4cm
- 材質:POM樹脂(スポンジ:EVA樹脂、バネ:炭素鋼)
- 耐荷重:500g
コールマンの『コンビニハンガー』に用途も見た目もほとんど同じです。コールマンは2個セットで1,280円(税込)。
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セリアはひとつ100円+税なので非常にお得です!
セリアではミニサイズも展開! DAISOでも購入可能
耐荷重300gのミニサイズもあります。
DAISOでも同じようなフッククリップを購入できます。
店頭で品切れになるようなことはなく安定供給されているので、複数個持っている方も多いはず。
【裏技】耐荷重を倍増させよう!
さっきまでちゃんと引っかかっていたのにいつの間にか外れて落ちていて、「もうちょっと頑張って耐えて欲しい!」なんて時ありませんか?
ジャケットなどの重いものを掛けると、ズレ落ちてしまうんですよね。
そんな時は、フッククリップでフッククリップを反対側から挟み込みます!
この方法なら、上から力を入れてもクリップが外れる気配はありません。
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もちろん推奨の使い方ではないので過信は禁物。落ちて壊れるようなものを引っ掛けるのはおすすめしません。
この裏技、残念ながら太いポールには使えません。
バネの軋み音には潤滑剤で対処
個体差もあると思いますが、フックを開閉する時のバネが軋む音が少し気になります。そんな時は、『CURE5-56』などの潤滑剤を使うと改善します。
5:防風板
なんとセリアからもウィンドスクリーン『防風版』が出ているんです!
- サイズ:約W84.5cm×H25cm
- 材質:ポリプロピレン、アルミニウム
- 価格:100円+税
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ちょっと見た目はチープですが、私の知る限り他の100均では見たことがありません。
プラスチックダンボール製
素材はプラスチックダンボール。いわゆる「プラ段」です。
プラ段の内側はアルミ素材になっています。
さすがに100円の製造コストではDAISOのようなアルミ製の風除け(写真左がDAISO、500円+税)は実現できないですよね。
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それでも果敢に開発にチャレンジして、この商品を世に輩出したセリアの努力に頭が下がります。
地面に固定できる
付属のピン3本で地面に固定するようです。手前に2箇所、後ろに1箇所ピンを通す穴が開いています。
【性能検証】DAISOのアルミ風除けと比較
マキタの扇風機を風量MAXで後方から当てて(写真では右から左)、ダイソーとセリアの風除けの効果を検証してみます!
左がセリア、右がDAISO。
風を当ててみると、DAISOは面で風を受けるためか形が崩れてしまいます。
一方セリアはうまく風を受け流しているように見えます。折り癖が付いているせいもあって形が崩れにくいです。
次に、バーナーを使って沸騰するまでの時間を比較します!
公平を期すために、バーナーの火力はつまみを2と1/4回転に揃えます。扇風機の風力はMAXで画面奥に配置しています。
200mlの常温の水をシェラカップに注いで沸騰するまでの時間を比較してみましょう。
なんと予想外の結果。セリアの方が約12秒早く沸点に到達しました!
素人目にはどちらも風の影響はほとんど同じ程度にしか見えませんでした。しかし、この時間差は誤差とも言いづらく、念のため計測ミスがあった可能性も考えてもう一度計測してみたところ、やはりセリアの方が早く沸騰しました。
もちろん屋外ではないのでこの結果が全てではないですが、興味深い結果となりました。
ガストーチで炙っても問題なし
ガストーチでアルミ面を炙ってみたところ、溶けてしまうなど影響はありませんでした。
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熱に強く、よくある使い切りという訳ではなく繰り返し使えるようです。
【カスタム】メスティンサイズに加工
実は「プラ段」故のメリットもあるんです。それは、加工できること!
たとえば、トランギアのメスティンにスタッキングできる風防を作ってみましょう。
メスティンの幅は約16cmなので、コーナー部分を差し引いて高さ14cmになるようにカットします。最初にコーナー部分を考慮し忘れたので追加で2cmカットしています。
あっという間に完成!普通のプラ段なので、簡単にカッターナイフでカットできました。
見てください!このシンデレラフィット!
メスティンの中には、風防に加えてエスビットのポケストと固形燃料も入れてみました。
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100円だからこそ気軽に加工もできちゃう、そんなところもセリアの魅力です!
6:トランク収納バッグ
続いては、エンジョイドライブシリーズの商品『トランク収納バッグ』。
- サイズ:約W34cm×H28cm(マチ25cm)
- 材質:ポリプロピレン、ポリエステル
- 耐荷重:6kg以下
- 価格:100円+税
パッケージには車のトランクでの使用例が記載されていますが、、、
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この形でこのサイズ感。もう薪を入れるくらいしか思いつきません(笑)。
薪を横に寝かせて入れられる
第1弾で紹介した『連結できるコーティング袋(写真左)』と並べると、こんな感じ。
連結コーティング袋は間口が26cmなので、30cmの薪は寝かせて入れられませんでした。
トランク収納バッグは横の長さが34cmあるので、30cmの薪は横に寝かせて入れることができます。
持ち手も長いので片手で持ち上げられます。
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耐荷重6kg以下ですが10kg超の薪を入れて持ち上げても破けるようなことはありませんでした。
ポリプロピレン製で水にも強い
生地はポリプロピレン。持ち手付け根の縫製もしっかりしていて、なかなか強度がありそうです。
底面には2箇所に滑り止め用の面ファスナーが付いています。
水を垂らしてみたところ、内側には染み込んで行きませんでした。多少の水なら問題なさそうです。
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ミリタリー風のオシャレな100円薪バッグ、キャンプにおひとついかがでしょうか?
7:ティッシュボックスカバー
続いてもエンジョイドライブシリーズから、車のヘッドレストに装着して使う『ティッシュボックスカバー』です。
- サイズ:約H12cm×W24.5cm(マチ6.5cm)
- 材質:ポリエステル、ナイロン
- 耐荷重:約2kg
- 価格:100円+税
キャンプサイトにマッチするデザイン
本来は車のヘッドレストに装着するものですが、いい感じのカーキ色でキャンプサイトに置いても違和感ありません。
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どこからどう見てもキャンプ用に開発された商品にしか見えませんね!
ループにシェラカップを掛けられる
底面には4箇所のループが付いていて、、、
もはやキャンパーの性(さが)。やっぱりシェラカップを掛けちゃいますよね。
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本体を押さえなくても片手でティッシュを取り出せて便利。
生活感丸出しのティッシュボックスの雰囲気がガラリと変わるのでおすすめです!
定番から新作・変わり種までセリアには他の100均にはない魅力たっぷり!
いかがでしたでしょうか?
定番から新作、変わり種?まで、セリアには他の100均にはない“100円”の魅力がたくさん!
まだまだ掘り出せばいろいろ見つかりそうですよね。
次の第3弾もお楽しみください!