沖縄人のソウルフードでスタミナ回復!豚ホルモンがたっぷり入った「中味そば」

夏の沖縄を旅する方に、「ソーキそば」以外の味を試していただきたい!

豚のホルモンをじっくり茹でた「中味」がトッピングされた「中味そば」を手軽に味わえる『我部祖河食堂 前島58号店』をご紹介します!

豚のあばら骨付きのソーキがトッピングされた「ソーキそば」は、沖縄料理の代表格。

琉球王朝時代からの伝統的な食文化もしっかり残ってますよ。

元祖ソーキそばを掲げる老舗、『我部祖河食堂』では、交通の便のよい那覇市の泊で、とっても手軽に、そしてたっぷりの中味を味わうことができます。

昨年、今の場所に移転してきたばかりの店内には、イージーリスニングが流れていて、カフェのような雰囲気です。

メニューはこちら。

定番の「元祖・ソーキそば(大)」(850円)もいいけど、夏バテ予防には中味のほうが効くと、沖縄人の本能が訴えていた猛暑のこの日、ワタシのチョイスは一択です!

「中味そば」(820円)。

麺とほとんど同じくらいの量で、茹でた豚ホルモン、しいたけ、こんにゃくが一碗の中に盛られていますよ。

薬味と呼ぶには多すぎるおろしショウガは、別盛りです。

沖縄そばには不可欠な紅ショウガとコーレーグスは、テーブルにセットされています。

レンゲで軽くすくってみても、ボリュームたっぷりの中味。

薄切りのシイタケやコンニャクも、中味の存在感に負けていません。

焼き肉屋でゼンマイと呼ばれる部位。
ムニュムニュの食感が苦手という人もいるかもしれませんが、この噛み心地こそ、ホルモンの醍醐味ですよ!

中太平麺の沖縄そばは、老舗の自家製麺。
うどんに近い、もっちり、しっかりした歯応えと、がっつり腹におさまる炭水化物感!
おろしショウガが溶け込んだ濃いめのスープで、汗をかきまくった体に塩分を補給しましょう。

人間もそうですが、腸って、体内でくねくねと折りたたまれてるから、長い。
一頭から大量にとれる中味だから、沖縄そばのトッピングとしては規格外のボリュームが一碗の中に入ってるのが、中味そば。

このお店の中味そばの場合は、麺と中味の割合は、麺6:中味4くらい。
もしかしたら、5:5かもしれない。

沖縄そばを食べ終わりそうになっても、まだトッピングの中味がけっこう残っているという、非日常w

写真を撮りながら、空腹の女性ひとりで30分くらいで完食できましたよ。

おろしショウガは全部スープに投入済み、唐辛子の泡盛漬けの薬味(コーレーグス)はドバドバと注ぎ込んで、クーラーの効いた店内でも汗をかくくらい、体温が上がりました!

豚肉には、疲労回復に効果的といわれているビタミンB1がたっぷり、含まれているそうですよ。

暑いときにスタミナと疲労回復に効果の高い料理を食べるのが、地元沖縄人の知恵。
ガイドブックにはソーキそばばかりが紹介されてるけど、ショウガ風味の出汁と噛み応え抜群の中味でいただく、もちもちの「沖縄そば」は、沖縄を訪れないとなかなか味わえないですよね。

降り注ぐ強烈な陽光でたっぷり汗をかいたら、ぜひ!

とまりん近くの老舗の「中味そば」でスタミナ回復してってくださいね!

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我部祖河食堂 前島58号店

〒900-0016 沖縄県那覇市前島3丁目3−3

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*この記事は2022年7月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:南天ぐらん

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