甲子園2回戦に向けて 国学院栃木が打撃練習に汗

2回戦に向けて攻守両面での活躍を誓う武田=県大会から

 国学院栃木は10日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で正午から2時間、打撃練習を中心に汗を流した。

 ウオーミングアップの後、3カ所に分かれてフリー打撃を実施。初戦の日大三島(静岡)戦で3打数無安打だった武田歩大(たけだあゆた)は「引っ張る意識を持ち過ぎた」と振り返り、逆方向に強い打球を飛ばすなど、各打者が課題と向き合いながら10分ずつスイングの感触を確かめた。

 シートノックでは内野、外野共に大きなミスなく高い集中を維持。主戦右腕の盛永智也(もりながともや)ら投手陣はダッシュや遠投など各自でメニューをこなした。

 捕手の武田は「投手陣の調子は良い。ノーエラーだった初戦のように、次も自分たちが助けられるようにしたい」と気を引き締めた。

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