“オタクサクセスストーリー”に涙する人が続出! 日本一のロバートファンの自伝が重版決定

小学5年生でお笑いトリオ・ロバートの大ファンになり、ライブの内容を忘れずに持ち帰りたいという思いでノートに必死に書き留めていた少年がいた――。ロバートがそんな彼の姿を舞台上から見つけ、秋山竜次が「メモ少年」と命名。以降、青春のすべてをロバートに捧げ、新卒でテレビ局に就職し、ロバートの番組を制作するという夢をかなえた、「メモ少年」ことメ~テレ(名古屋テレビ放送株式会社)の篠田直哉ディレクターだ。

そんな篠田ディレクターの25年の“ロバート愛人生”をつづった著書「ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。~メモ少年~」が、このたび重版決定。本書が発売されるきっかけとなったYouTubeチャンネル「テレビ局の生活」の篠田ディレクターのこれまでの軌跡をまとめた動画「【ロバート秋山】元ストーカーがテレビ局員に。職権濫用で番組に呼ばれる」(https://youtu.be/sOqCuGZbnhI)も、8月現在640万回再生を越え、ジャンルは違えど“推し”がいる人なら誰もが共感するであろう、そのサクセスストーリーに注目が集まり続けている。

本書は、篠田ディレクターの25年間を8章に分けて掲載。地味でおとなしかった少年が、ロバートと出会い、コント「トゥトゥトゥサークル」に魅了され、クラスメートに宣伝活動するなど、明るく活発な性格に変貌を遂げた幼少期から始まり、「ロバートのマネジャーになる」という夢を持ってから高校、大学受験に尽力する姿、大学の学園祭にロバート1組だけを呼んで開催を大成功させる青年期、さらに、就職活動では“ロバート愛“をアピールし続け見事メ~テレに入社。新人テレビディレクターとして奮闘するまでの姿は、1人の少年の成長譚としても読み応え十分だ。

また、彼の周りの“大人たちの見守り”も本書の見どころの一つ。ロバートの3人はもちろん、秋山の父親や周囲の大人たちが、メモ少年のピュアで熱いロバート愛に感化され、“絶妙な距離感”をもって温かく見守る姿も秀逸。

今回の重版について著者の篠田ディレクターは「僕はただロバートを推してきただけなのに、『泣きました』という声も結構多くいただきました。泣いた、笑ったという人が半々ぐらいで驚きましたが、自分が子どもの頃にロバートさんに影響を受けて元気をもらったように、誰かの元気や笑顔の源になれたことがよかったです。これからロバートさんに恩返しができるよう、テレビディレクターとして精進していきたいです」とコメントを寄せている。

© 株式会社東京ニュース通信社