崎陽軒の「シウマイ弁当」焼き魚が期間限定でマグロ→サケに 59年ぶり変更

崎陽軒(横浜市)は11日までに、駅などで販売する同社の看板商品「シウマイ弁当」に入っている具材の「鮪(まぐろ)の漬け焼」を、17日から23日までの期間「鮭の塩焼き」に変更すると発表した。

同社は「原材料の安定確保に向け努力を続けてまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大による世界のサプライチェーンの混乱などの影響により『シウマイ弁当』に使用している『鮪の漬け焼き』の原材料である鮪の必要数量を確保することが難しく、一時的に『鮭の塩焼き』へ変更いたします」とした。

24日からは従来の鮪の漬け焼にメニューを戻し、販売する予定。「シウマイ弁当」は、1954年(昭和29)に販売開始。1963年(昭和38)にブリからマグロに変わって以来、59年ぶりに焼き魚の具材が変わる。

(よろず~ニュース編集部)

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