世界的ホルン奏者の調べを堪能 8月21日に秋吉台国際芸術村で「ホルンスタジオ ガラ・コンサート」

▲コンサートの様子(2021年)

 ギネスブックに「世界で一番難しい金管楽器」と認定されているホルンの音色を堪能できる「秋吉台ホルンスタジオ ガラ・コンサート」が、8月21日(日)午後2時から秋吉台国際芸術村(美祢市秋芳町)で開かれる。有観客での開催は2年ぶり。    

 日本フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者の丸山勉、第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞、NHK交響楽団で首席奏者を務めるなど「日本ホルン界の顔」とも称される福川伸陽ほか、国内トップオーケストラで活躍するホルン奏者5人が出演。若手からベテランまで多彩な顔ぶれによるアンサンブルや、ゲストピアニスト・沢野智子を交えたソロなど、山口ではなかなか聴くことのできない名手たちによる、圧巻のホルンの響きを楽しむことができる。    

 前半の演奏曲目は、リヒャルト・シュトラウスの父で、19世紀に活躍した名ホルン奏者フランツ・シュトラウスの生誕200年を記念したプログラムが中心。後半は、ウエスト・サイド・ストーリーより(バーンスタイン)や、スターウォーズ、バック・トゥ・ザ・フューチャー、パイレーツ・オブ・カリビアンといったハリウッド映画のテーマ音楽を集めたハリウッド・グランド組曲の2本立てとなっており、ホルンの魅力と超絶技巧を、古典作品からミュージカル、映画といったバラエティに富む曲目で堪能できる。     

 入場料は、一般3000円で25歳以下は1000円。チケットの予約は、同施設へ電話(TEL0837-63-0020)またはウェブサイト(https://aiav.jp/apply/?event=18269)の専用申し込みフォームから。    

 「国内最高峰の表現と妙技を、演奏者の息遣いや表情まで間近に感じることのできる芸術村のホールで是非体感して」と同施設。

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