香港、入境者への検疫措置を8月12日から変更

香港政府は、海外や台湾からの入境者に対する検疫措置を、8月12日から変更する。ワクチンの接種を終えていない人に対する、14日間の義務的検疫は終了する。

現在、7日間の指定ホテルでの検疫義務を課しているものの、3日間に短縮する。指定ホテルでの検疫は3日目の午前に終了し、その後は自宅かホテルでの4日間の行動制限付き医学観察期間となり、公共交通機関の利用、通勤、スーパーマーケットや街市への出入りなど、生活で必要な感染リスクの低い行動は許可される。飲食店への出入りはできない。さらに義務的検査が陰性であれば、7日目の午前には行動制限が解除される。3日間は自己観察期間として義務的検査を行う必要がある。また、これまでは到着日を1日目としていたものの、到着日を0日目とカウントするように変更する。

つまり、到着時に空港でPCR検査と迅速抗原検査、2日目にホテルでPCR検査、6日目と9日目に各自で迅速抗原検査の後に、地区検査センターなどでPCR検査を行うほか、毎日迅速抗原検査をする必要がある。

また、入境手続きの合理化のため、香港行きのフライトに搭乗する前にオンライン健康申告を行い、ワクチン接種状況や指定検疫ホテルの予約などに関する情報を登録する必要がある。正しく入力された場合には、緑色のQRコードが発行され、チェックイン時に書類を提示する必要がなくなる。

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