【新型コロナ】藤沢で1人死亡654人感染 6カ所で新たなクラスター

藤沢市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県藤沢市は11日、90代女性1人の死亡と、10歳未満~100歳代の男女654人の感染が確認されたと発表した。

 死亡した女性は市外の高齢者施設の入所者で、7月26日に陽性が判明。新型コロナのため同28日に市内の医療機関で亡くなった。基礎疾患があったという。

 新規感染者の年代別内訳は、40代が最多の122人。30代97人、20代と50代がそれぞれ92人、10歳未満80人、10代56人、70代38人、60代36人、80代30人、90代10人、100歳代1人となっている。

 中等症16人、軽症634人、無症状4人。感染経路不明は520人、陽性者との接触が33人、家庭内感染が101人だった。

 市によると、クラスター(感染者集団)が発生している市内6カ所の福祉事業所で、新たに1~8人の感染が判明。各施設の感染者数はそれぞれ7~39人となった。

© 株式会社神奈川新聞社