新日本プロレスは2022年8月10日(水)、広島・広島サンプラザホールにて『G1 CLIMAX 32』を開催。
メインの第9試合ではCブロック公式戦が行われ、棚橋弘至と後藤洋央紀が対戦。
調子を上げているエース棚橋は膝殺しで攻め立て、中盤に放った張り手で後藤は口から流血となり大ピンチに陥る。
6月の大阪城決戦でも棚橋に敗れている後藤は意地の反撃を見せ、最後は昇天・改を決めてGTRにつなぎ3カウントを奪取。
首位タイの3勝目となった後藤は大きな勝利を手にした。
これで棚橋弘至は公式戦(3勝2敗=6点)、後藤洋央紀は公式戦(3勝2敗=6点)となった。
『新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32』
日時:2022年8月10日(水) 17:00開場 18:30開始
会場:広島・広島サンプラザホール
観衆:1,522人
<試合結果>
▼第9試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 32』Cブロック公式戦
棚橋 弘至 ×(3勝2敗=6点)
vs
後藤 洋央紀 〇(3勝2敗=6点)
19分01秒 GTR→片エビ固め
試合後、勝利を収めた後藤はマイクを手に取り「G1 CLIMAX残る公式戦はあと1戦。かろうじて俺もまだ生きてます!次もしっかり勝って、この暗い世の中に希望の光を灯したいと思います!最後に自宅でワールドを見ている息子に一言言わせてください!お父さんは本当は強いんだ!最後の最後まで生きて、生きて、生きまくるぞーッ!」
<写真提供:新日本プロレス>
■試合後バックステージコメント
棚橋「あぁ……あぁ、負けたな。はぁ、完敗だな。はぁ、はぁ、非の、非のつけどころがない、負けか……。後藤め……。後藤は、対棚橋だけ、リミッターを振り切ってきやがるから。昔から……。クッソー……。24時間、365日、棚橋が棚橋でいるように、後藤……お前に必要なのは、それじゃないか!? ウワッ……後藤の家族愛に、一役買ってしまったかな……。後藤洋央紀を父に持つ息子さんは、誇らしいと思いますね。ただ、まだまだ。まだまだ……3勝2敗。次で勝ち越しできるから。よしっ、最後まで全力で。こういうときだから、力を発揮したいよ!」
後藤「見てのとおり、ダメージはデカいよ。でもそれ以上に、大きな光を手に入れた。最後の公式戦は、EVIL(8.16武道館)。何が“DARKNESS WORLD”だ。俺の光で、照らしてやるよ。最後に、リングで、『G1』の“G”は何かを、言うのが楽しみだ……」
▼詳細は新日本プロレス公式ページにて
<写真提供:新日本プロレス>