首位・ヤクルトに連勝しこのカード、今シーズン初の勝ち越しを決めて迎えた3戦目。
いい流れを受け先発マウンドに上がったのは11年目のベテラン・野村でした。
野村は初回から毎回のようにヒットでランナーを出しますが、持ち味の粘りの投球で後続を断ち、4回まで無失点で切り抜けます。
この野村の奮闘に応えたのは3試合続けて4番に入った西川でした。
4回裏、ワンアウト3塁・1塁のチャンスで打席に入るとヤクルト先発、サイスニードのストレートを叩きます。「ランナーが得点圏にいたので思い切っていった」という打球はライトスタンドへ一直線。4試合連続打点となる見事な3ランホームランで先制に成功します。
援護を受けた野村は直後の5回に失点しますが、結局5回を投げて、5安打、無四球、1失点の内容で試合を作り、マウンドを降ります。
その後1点を返されて迎えた6回裏、今度は下位打線がつながります。ツーアウトながら2塁・1塁のチャンスで打席は7番の小園。持ち味の積極打法で初球を振りぬきタイムリーヒット。さらに続く8番・會澤はレフト線への2点タイムリーツーベース。この回3点を奪ってリードを広げます。
8回、5番手で登板したターリーがヤクルトの4番・村上に史上最年少での40号ホームラン達成を許しますが、あわてず騒がず。
9回は昨日に続いて連投となった守護神・栗林が同じく昨日に続いて三者凡退で締めくくり、ゲームセット。
カープ、首位ヤクルトに同一カード3連勝。後半戦、反撃ののろしをあげました！
