肩甲骨グルグル!夏の朝の「ダルい上半身」がスッキリ整うストレッチ

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

夏本番の8月。今年は、初日から猛暑日だったこともあり、暑さのピークがずっと続いているような感じがしますよね。冷房なくしては過ごせない…、そんな日ばかり。日中はもちろんのこと、夜、寝ているあいだもスイッチをONにしたままだという方は多いでしょう。

そうすることで、眠りやすくなるのはいいのですが、悩ましいのは朝。起きたときに、体がキンキンに冷えきってしまっていて、とてもダルい…、なんてこともあるのでは?

朝起きた時にダル重さを感じる理由は…?

そもそも寝ている間は、体を大きく動かすことがあまりありません。そのため、筋肉が凝り固まりやすいうえに、冷房による体の冷えも加わって、ダルさをより強く感じるのです。

特に、もともと凝りが生じやすい首や肩~背中のあたりは、ひときわダル重く感じるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、肩甲骨をグルグルと動かすストレッチ

背中の上部に羽のようについている肩甲骨は、首や肩、腕の筋肉ともつながっているため、ストレッチをすることによって、上半身の広い範囲の凝りへのアプローチが可能なのです。

それでは早速、ストレッチをおこなっていきましょう!

肩甲骨をグルグル! 驚くほど簡単なストレッチなのに、上半身がスッキリ整う

1)床にひざをつく。体の前で両方のひじを曲げ、それぞれを手で軽くつかむ。

※ 立ったままの姿勢や、椅子に座った姿勢でおこなってもOK。腕は、体から少し離しておきましょう。

2)【息を吸いながら】腕を右側にスライドさせていき、頭の上に持ち上げる

※ 肩甲骨の動きを意識しながら、呼吸に合わせてゆっくりと腕を持ち上げます。

3)【息を吐きながら】腕は体の左側を通って、体の前に下ろしてくる

※ ひじで、大きな円を描くような動きをします。呼吸に合わせて、右まわり×5回、左まわり×5回を目安におこないましょう。左右のひじが一直線になった姿勢のまま、動かすことができるとgood。

慣れてきたら、回数を増やしてみてください。

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肩甲骨やその周辺の筋肉が緩やかにストレッチされて、朝のダル重い上半身がスッキリ。

胸を開いておこなうため、デスクワークの最中や、横向きで寝るときの肩が内側に入った姿勢のクセの改善にも役立ってくれるでしょう。ぜひ、試してみてくださいね。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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