夏旅するチョウ那須に飛来 登山客愛らしい姿満喫【動画】

那須岳登山口付近に飛来したアサギマダラ=11日午前10時40分、那須町湯本

 「山の日」の11日、栃木県那須町湯本の那須岳(茶臼岳)には多くの登山客が訪れ、峠の茶屋登山口周辺では夏に旅するチョウで知られる「アサギマダラ」が飛び交う様子も見られた。

 アサギマダラは体長4〜6センチ。春には北海道や本州北部、秋には九州や沖縄などに長距離移動する。本県では奥日光でも個体が確認されている。県立博物館などによると、今年も6月下旬に県内で飛来が確認され、お盆明けごろには南下を始める見通しという。

 この日は愛らしい姿を写真に収める登山客も多く、大田原市新富町3丁目、無職大金宣代(おおがねのぶよ)さん(77)は「初めて近くで見た。羽はとてもきれいな青色をしていますね」と話していた。

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