原発攻撃は「最大の犯罪」 大統領、ロシア軍撤退要求

ウクライナのゼレンスキー大統領=7月28日、キーウ

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日夜のテレビ演説で、ロシア軍が制圧している南部ザポロジエ原発への攻撃を「テロ国家による最大の犯罪の一つだ」と非難した。「ロシア軍の原発敷地からの完全撤退と、ウクライナの完全な管理の回復だけが、欧州全体の原子力の安全を保証する」と訴えた。

 同原発があるザポロジエ州にロシア軍が一方的に設置した「軍民行政府」トップのバリツキー氏は、11日朝までの同原発への攻撃はウクライナ軍が敷地内にある放射性廃棄物貯蔵施設を狙ったものだと主張。砲弾を命中させれば、放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」になると指摘した。

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