福井県の福井市足羽山公園遊園地で8月11日、ニホンザルに果物がたっぷり入った“氷のケーキ”がプレゼントされた。厳しい暑さが続く中、17匹のサルたちはかじったり、さすったりしながら涼を感じていた。
氷のケーキは45リットルのバケツにバナナやブドウ、スイカなど8種類の果物と水を入れ、1週間かけて凍らせた。飼育担当者がサル舎に届けると、鳴き声を上げて大喜び。氷の上に乗ったり警戒しながら近づいたりと興味津々だった。
一口大に凍らせた果物を来場者が棒を使って与え、触れ合いを楽しんだ。両親と訪れた10歳の女の子は「氷を一生懸命に壊していて、かわいかった」と笑顔だった。