全国フットベース大会へ闘志 岡山県選抜小学生女子2チーム

5、6年主体の「岡山マスカット」の選手ら

 倉敷、浅口市でフットベースボールをプレーする小学生女子でつくる岡山県選抜の「岡山マスカット」と「岡山ピーチ」が、13、14日に大阪市で開かれる「第27回全国フットベースボール大会」に出場する。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、選手は待ちに待った大舞台に闘志を燃やしている。

 大会は日本フットベースボール協会が主催。藤井寺、岡山、広島、大阪の各支部から計15チームが出場し、予選リーグと決勝トーナメントで覇を競う。

 今大会、マスカットは5、6年13人、ピーチは2~6年18人で構成。いずれも週2回、倉敷、浅口市で練習を積んできた。2019年の前回大会では、マスカットが優勝を果たしている。

 前回はピーチの一員として挑んだマスカットの谷本真寛主将(12)=庄小6年=は「当時の6年生が格好良かった。自分たちもそう思ってもらえるよう、しっかり声を出し、笑って終われる試合をする」。ピーチの滝澤音葉主将(11)=中島小6年=は「元気があり仲が良いチーム。競い合い、励まし合って明るくプレーしたい」と意気込む。

 マスカット監督で同協会の黒木輝美・岡山支部長(63)は「プレーを通じ支えてくれた人たちに笑顔を届ける」と話している。

2~6年生でつくる「岡山ピーチ」の選手たち

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