中高生ら演奏多彩に 「長崎国際音楽フェス」 13日まで、長崎ブリックホール

演奏の最後にポーズを決める「雲仙ジュニアブラス~Best Smiles~」のメンバー=長崎ブリックホール

 中高生を中心としたブラスやマーチングバンドが長崎市茂里町の長崎ブリックホールに集う「長崎国際音楽フェスティバル2022」が11日開幕した。13日までの3日間、総勢1200人を超える生徒たちが多彩な楽曲を披露する。
 同フェスは、長崎国際音楽交流協会が友好と平和などをテーマに初開催。今後3年に1回、内容を変えながら開いていく。
 最初に登場した長崎大付属小金管バンド部は「上を向いて歩こう」などを披露。5月に発足したばかりの雲仙市内の中学吹奏楽部員らでつくる地域クラブ「雲仙ジュニアブラス~Best Smiles~」や県立長崎南高吹奏楽部は振り付けを交えながら演奏した。この日は吹奏楽やマーチングの全国大会で活躍している愛知工業大名電高も含め、8団体約400人が登場し、観客を楽しませた。
 12日は活水中高や創成館高、佐賀学園高など、13日は県立西陵高や京都橘高などが出演する。会場で当日券を販売している。

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