【地域連携薬局】56%が大規模チェーン薬局の取得/日本保険薬局協会調べ

【2022.08.12配信】日本保険薬局協会は8月10日、定例会見を開き、認定薬局に関する調査を公表した。それによると、地域連携薬局認定の2664軒のうち、55.5%に当たる1479軒が「300薬局以上」の大規模チェーン薬局グループの認定であることが分かった。

調査対象は6万733軒の全国の薬局。

協会は規模別の認定率を調査、報告。
地域連携薬局については、300薬局以上の薬局グループの店舗数1万3616店舗中、認定取得は1479軒で10.9%の認定率だった。同様に「100〜299店舗グループ」では取得率は4.6%、「20〜99店舗グループ」では4.5%、 「6〜19店舗グループ」では3.6%、「2〜5店舗グループ」では1.8%、「1店舗グループ」では1.0%だった。

専門医療機関連携薬局では7割が「300薬局以上」の大規模チェーン

一方で、この結果から地域連携薬局2664軒に占める規模別の比率を算出すると、300薬局以上の薬局グループの認定店舗数1479軒は全体の55.6%を占めることになる。

同様に、「100〜299店舗グループ」の認定比率は6.9%、「20〜99店舗グループ」では12.0%、 「6〜19店舗グループ」では10.7%、「2〜5店舗グループ」では8.9%、「1店舗グループ」では5.9%だった。

また、専門医療機関連携薬局109軒において、「300薬局以上」の大規模チェーンが占める割合は70.6%だった。

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