【詳報】宮城県で2044人感染 うち仙台市995人 高齢者施設2カ所でクラスター 患者1人死亡

宮城県で12日、新たに2044人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

感染が確認されたのは、仙台市995人、石巻市144人、大崎市106人、名取市100人、登米市65人、多賀城市64人、気仙沼市59人、柴田町43人、塩釜市・大河原町各40人、岩沼市39人、栗原市34人、白石市・東松島市各31人、富谷市26人、角田市・大和町各25人、加美町23人、亘理町17人、蔵王町16人、利府町15人、大衡村14人、美里町・丸森町各13人、松島町9人、七ヶ浜町8人、大郷町・川崎町・山元町各7人、村田町・涌谷町・南三陸町各6人、女川町・色麻町5人です。

12日の感染者のうち74人は、検査を行わず医師の判断で陽性とされた、みなし陽性です。

年代別では、10歳未満261人、10代248人、20代321人、30代387人、40代321人、50代205人、60代147人、70代79人、80代51人、90代23人、100歳代1人です。

宮城県の金曜日の感染者は、6月3日296人、10日333人、17日217人、24日212人、7月1日218人、8日432人、15日851人、22日2508人、29日3711人、8月5日3092人、12日2044人と推移しています。

石巻市と気仙沼市の高齢者施設で9人、7人が感染し、それぞれクラスターが発生しました。

また、仙台市以外で70代男性患者1人が亡くなり、宮城県で亡くなった方は240人となりました。

宮城県のまとめによりますと、12日午後1時時点で療養者2万9834人、内訳は入院350人、宿泊療養1379人、自宅療養2万1891人、入院・療養先の準備中・調整中が6214人です。

確保病床の使用率は、宮城県全体で49.0%(272/555床)、重症病床18.2%(10/55床)、仙台医療圏に限ると57.8%(216/374床)、重症病床は25.0%(10/40床)です。

宮城県が発表している10日現在のPCR検査等の実施状況は、7日1256件(陽性1185)、8日1017件(陽性4170)、9日2927件(陽性2701)、10日1047件(陽性51)、コールセンターへの相談件数は、7日692件、8日1017件、9日1045件、10日739件となっています。

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